任天堂が、ニンテンドー3DSの本体更新を行う10.0.0-27Jをリリースしていました。(コメントいただいた沢山のみなさま、情報ありがとね)
前バージョンの9.9.0-26Jから2ヶ月弱でのアップデートです。バージョンの数字だけ見るとメジャーアップデートのように感じますが…
公式発表による変更点は
10.0.0-27J への更新による主な変更点
【Newニンテンドー3DS/New 3DS LL/3DS/3DS LL】システムの安定性や利便性の向上
より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上させました。
いつもと一緒やんけ。
まず、いつものように3DSBrewで公開された10.0.0-27の変更内容について見てみたところ、ARM11カーネルを含むいくつかの関数が変更されているようです。
各種メジャー3DS Flashcartについては
・Gateway 3DSは現時点で特に発表なし。
・ゲームカードをエミュレートしているため対策されないと言われているSky3DSはV10.0.0-27へのサポートを正式に公表
Sky3DSがそのままなのもいつも通りです。
今このタイミングでのアップデートと言えば気になるのがIronHaxとTubeHax対策です。
ところがsmea氏によると
let it be known that, as far as i can tell, tubehax, ironhax and ninjhax all work fine on 10.0 firmware version ! pic.twitter.com/h3g530TKoW
— smea (@smealum) September 9, 2015
お知らせしておきます。私の把握する限りではIronHaxもTubeHaxもninjhaxも10.0で問題なく動きます。
普通に考えたら対策されるべきものが放置されてしまった印象です。毎回ハック対策をしてもいたちごっこなうえに、既に新バージョンの開発が進んでいるタイミングで新たなexploitが公開されると、開発が進んでた新バージョンにその対策を途中から盛り込んで設計しなければならないので、ハック対策を2回に1回に減らしたのかもしれません。