ninjhaxの開発者であり、ニンテンドー3DS向けHomebrew Launcherをリリースしたsmea氏が、今後の3DSのファームウェアに対するninjhaxの対応策について公表しました。
9.3.0-21でninjhaxが対策されましたが、その時にも開発者のsmea氏は「ninjhaxで使っているexploitのうち少なくとも2つは生きてる」と言っています。今後の展開が気になるところですが、smea氏の発言をまとめて一言で言うと、「未定」です。
for all asking : i have no plans to make ninjhax compatible with firmware versions beyond 9.2.
— smea (@smealum) December 22, 2014
色々お尋ねのみなさんへ: 現時点で9.2より後のファームウェアへのninjhax対応予定はありません。
if i ever did decide to work on another public exploit release (emphasis on if…) it obviously wouldn't be before western N3DS release.
— smea (@smealum) December 22, 2014
仮に別のexploitをリリースするつもりで開発をしようと決めたとしても、間違いなく欧州でのNew3DS発売より前に、ということはあり得ません。
right now i think the most important thing is to finally put together a decent and stable development kit, hence me doing GPU RE work.
— smea (@smealum) December 22, 2014
とりあえず今の最重要課題はちゃんと安定した開発キットを用意すること、つまりGPU周りの見直しです。
and besides we always knew ninjhax would get blocked. non of this should come as a surprise. i guess i'm sorry if you're disappointed.
— smea (@smealum) December 22, 2014
ninjhaxは常にブロックされるのは間違いありませんが、それは想定内です。それを聞いてがっかりさせてしまったなら、申し訳ないと感じます。
and fwiw cubicnin is still far from worthless. a firmware vuln was patched, but not the CN entrypoint so it could be used for other exploits
— smea (@smealum) December 22, 2014
Cubic Ninjaはもう無用の長物、ではありません。ファームウェアの脆弱性は対策されましたがCubic Ninjaのエントリーポイントは対策されていないので他のexploitで使える可能性はあります。
今後ninjhaxを新ファームウェアに対応させて行く場合、別のゲームのexploitを利用する可能性はありますが、『Cubic Ninja』を再利用する何らかの方法(QRコード読み取り?)はあり得るかもしれません。少なくとも欧州でNew3DSが発売されるまでは動きがないでしょう。