Gateway 3DS マルチROMのデモ動画公開

Gateway 3DSチームが、1枚のSDカードで複数アックアップROM起動を実現するマルチROM機能のデモ動画を公開していました。

Gateway 3DSの最新ファームウェアはv2.0b2で、もともと2013年内に正式リリース予定だった正式版v2.0は2014年初頭に延期されたものの、もう初頭と呼ぶには限界の1月下旬にさしかかってきました。

Gateway 3DSチームがv2.0でマルチROMをサポートすると宣言してからはや3ヶ月。同時に発表されたNANDエミュレーションこそベータ版のv2.0bシリーズで実装されているものの『ポケットモンスター X・Y』『とびだせ どうぶつの森』のような特殊なセーブ方法を採用するゲームのセーブを実装するためのNANDベースセーブも現時点ではデモ動画しか公開されていません。

遅れた理由を「Gateway 3DSの正規ユーザーから寄せられたbrickしてしまうという問題の調査に時間がかかったため」などどしています。もしかすると本当に別件不具合でもあるのかもしれませんが、ワザと仕込んだ説がありますので鵜呑みにはできませんね。

さて、そのマルチROMデモ動画をご紹介しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=Lib04RsKJug

マルチROM切替メニューはHOME画面でSELECTを押すことで表示され、十字キーの左右ボタンでバックアップROMを選択するという流れになるようです。

バックアップは起動しないはずの『とびだせ どうぶつの森』がマルチROMの中に入っていますが、動画ではわざとスキップして起動させていないようにしか見えません。『とびだせ どうぶつの森』のバックアップ起動も引き続き開発中というアピールのつもりでしょうか。

このブログでは何度も言っていますが、マルチROMよりもゲームカードリッジデータのバックアップ機能を先につけないと、違法に配布されている海賊版のために存在するブラック製品Gateway 3DS、と定義せざるを得ません。マルチROMやポケモン起動よりもゲームカードリッジバックアップ(ダンプ)機能の実装を望みます。

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