2013年10月10日に発売されるPlayStation Vita Slim (PCH-2000)の初期ファームウェアは2.60のようです。初期ファームウェアは工場出荷時の設定ファームウェアバージョンですので、将来もしPS VitaがダウングレードできるようになったとしてもVita Slimの初期型は2.60しかダウングレードできないことになります。当然現時点ではePSP(PSPエミュレータ)でのカーネルexploitはありませんし、日本版のゲームで動作するVHBLも存在しないことになります。
新型Vita Slimは現時点では日本向けのみ発売が発表されています。一部店舗でデモ展示がされているようですが、来週から千葉の幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2013で実機がプレイアブル展示されるのは間違いないでしょう。
プレイアブル展示であれば見るだけで分かるVita Slim PCH-2000の搭載ファームウェアですが、The Z氏がツイッターで写真を公開してくれました。
PS Vita 2000 (aka. Slim), running the firmware 2.60 – http://t.co/BFKmfXbRdu
— TheZett (@The_Zett) September 12, 2013
搭載ファームウェアは2.60となっています。
最新ファームウェアは2.61ですが、Arcade exploit対策された以外は2.60そのものですので事実上最新ファームウェアが搭載されていると考えて良いでしょう。
とりあえずVHBLが動くのかどうか、というよりePSPの環境がPSPそのものでCMAによるデータ転送に対策が施されているのかどうかが気になるところですね。