Homebrew互換性向上 2.06 VHBL Fix by JeoWay

wololo.netで、JeoWay氏がHomebrew起動に対する互換性を向上した2.06 VHBL Fix(
Jeoway VHBL Compatibility Fix)をリリース
したことを伝えていました。

TomTomDu80氏の2.06向け『Apache Overkill』VHBLは、残念ながら日本版が存在しません。もともとHomebrewへの互換性は良い方だとされていましたが、今回は2.06 VHBLで動作しないと報告が上がっていたHomebrewの一部が修正版で動作するようになっています。

オリジナルの2.06 VHBLで動作せず2.06 VHBL Fixで動作するようになったHomebrewは以下の通りです。

  • Lamecraft
  • DOOM(音も出るようになりとりあえずプレイ可能にはなった)
  • SNES9xTYL 042(このバージョンしか動かない)
  • gpsp kai(エミュレータ自体は動くがエミュレータ自体にバグがある)
  • yMenu
  • pyMenu
  • Nazi Zombies Portable

httpv://www.youtube.com/watch?v=W82R_CI94KY

今回配布されたVHBLにはソースコードが添付されていません。どうもJeoWay氏はソースコードを改修したのではなくHEXエディタでバイナリデータを改変したようですのでソースコード自体が存在しません。更にはHBL最新のr163ではなくr162ベースとなっています。

今回のVHBLではゲーム自体持っていないどころか日本版がない時点で興味も薄かったため、記事の扱いもかなり薄くなってしまいお伝えし忘れてたことがいくつもあります。その中の一つが実はTomTomDu80氏自身の2.06 VHBLリリースでもソースコードが付いていなかったことです。HBL自体はオープンソースですので配布に際してソースコードを付けないのはGPL違反です。とはいうものの、TomTomDu80氏のPCのHDDがクラッシュしてソースコードが紛失したというのが”GPL違反”の理由だそうですのでちょっと可哀想です。

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