VG247で、2010年に作られた56ページにも及ぶマイクロソフトのXboxに関するドキュメントが流出したことを伝えていました。
見つかったのはマイクロソフトのXbox戦略を記したマル秘資料で、会議用と思われる資料がどういった経緯かまでは理由は分かりませんがインターネット上に流出したようです。
その資料によると、長らく噂されていたテレビのセットトップボックスのようなXbox TVというものを2012年の年末商戦向けに発売し、正真正銘の次期Xboxである’Xbox 720’は2013年になると書かれています。Xbox TVはテレビ放送に加えストリーミング放送なども視聴でき、ビデオ録画機能も備えているとされています。この機能はXbox 720にも搭載されるようです。
そして2015年にはRemoteFXテクノロジーによりスマートフォンやPCとXboxとの間でゲームをシームレスに楽しめるようクラウドを活用することになっています。ゲームを家庭のテレビでプレイしたあと外出して続きをスマートフォンで、そして帰宅後はテレビではなくPCで続きをプレイするといった提案が書かれています。E3で発表されたSmartGlassに似ています。
また、そのドキュメントには次期Xboxでコードネーム”Fortaleza(ブラジルの都市名)”というKinect 3D Glasses(メガネをかけて3D表示をサポートするようです)で3Dに対応することも書かれています。2015年には4Gをサポートすることも予定には入っています。
Kinectの次期バージョンである”Kinect 2.0″は2013年にトラッキング機能などを改良して発売されることになっています。
また、次期XboxとなるXbox 720はXbox 360に比べて4倍から6倍程パワフルになり、1080pと3Dをサポートするブルーレイドライブを搭載し、インターネットに常時接続されます。価格についても言及されており、このXbox 720にKibnect 2.0をバンドルした次期Xboxは2013年に299ドルで発売される計画になっています。
流出したドキュメント自体はScribdにあります。問題はこの資料が本物なのかどうかですが、2年前のものにしてはSmartGlassのような提案が書いてあったり、都市名のコードネームが書いてあったりとかなり手の込んだ内容となっています。次期Xboxのことを”Xbox 720″というのはメディアが勝手に付けた名称だと思っていましたが、資料には普通にXbox 720と記載してあることが気にはなります。