任天堂が、公式サイトでWii Uのスペックなどの情報を公開していました。E3で海外サイトが入手した情報も交えてお伝えします。
[Wii U本体について]
■名称と発売日及び価格について
正式名症はWii Uで確定です。発売は2012年末。具体的な発売日に関しては未発表で、価格については一切言及されていません。
■Wii U本体のサイズ
高さ約46mm×幅約172mm×奥行き268.5mm 質量 約1.5kg
ちなみに立て置き前提のWiiの場合幅と高さの並びが異なりますが
幅44mmx高さ157mmx奥行き215.4mm 重量1.2kg
ですのでWii UはWiiより一回り大きくなっています。
■プロセッサ
CPUはIBM社製IBM Powerベースのマルチコアプロセッサー、GPUはAMD社製AMD Radeonベース
■光学ドライブ
Wii U用光ディスクおよびWii用光ディスクをプレイ可能なスロットローディング方式のドライブで、ブルーレイドライブだと言われていますがブルーレイビデオの再生はできないと思われます。
■コントローラー
タッチパネルモニター付きWii U GamePadとWiiリモコン/Wiiリモコンプラス、Wii U PROコントローラー ヌンチャクやバランスWiiボードにも対応。コントローラーは合計最大4台まで同時接続可能。
■ストレージ
内蔵フラッシュメモリーを搭載。SDメモリーカードや外付けUSBストレージも利用可能。
■映像出力
1080p、1080i、720p、480p、480i
アップスケーリング機能はないと言われていますので、Wiiタイトルプレイの場合最大でも480pだと思われます。
■無線LAN
IEEE802.11b/g/n 準拠
■USB端子
USB 2.0 フロント2、リア2の合計4ポート
■後方互換性
Wii互換でWiiのソフト(一部除くとの表記あり)、周辺機器(一部除くとの表記あり)が利用可能。
[Wii U GamePadについて]
■Wii U GamePadのサイズ
縦約133.4mm×横約255.4mm×厚さ約41mm 質量 約500g
現行iPad Wi-Fiモデルが185.7 mm x 241.2 mm x 9.4 mmで重量が652gなので横にした場合で比較すると縦が5cm程小さいが横は1cm強大きく、最も厚い部分でiPad4台重ねた位だがiPadより随分軽い感じです。
■Wii U GamePadのタッチパネル
6.2インチ液晶で、Galaxy TabとGalaxy Noteの中間サイズです。
■Wii U GamePadに搭載のセンサー類
タッチスクリーン、加速度計、ジャイロセンサー、地磁気センサーを搭載しています。その他、バイブレーション機能や内側カメラ、マイク、センサーバー機能があります。NFCがゲーム機として初めて搭載されました。
■Wii U GamePad バッテリー持続時間
約3時間〜5時間。充電時間 約2時間30分
ゲームをする度に必ず充電が必要な持続時間ですが、ACアダプターを繋いでプレイすることも可能です。
■Wii U GamePadは2台まで接続可能
Wii U GamePadのディスプレイのフレームレートは60フレーム/秒のようです。2台繋ぐとフレームレートが半減することが岩田社長のツイートから明らかになりました。技術的な限界でしょうか。
[岩田]Wii U GamePadは1台までサポートされます。2台接続の場合、フレームレートが半分の30フレーム/秒になります。発売時は1台接続のソフトから展開します。#IWata_E3
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) June 5, 2012
[その他]
■Wiiで購入済みのバーチャルコンソールタイトルについて(VG247より)
同じアカウントを使った場合、Wiiで購入済みのバーチャルコンソールタイトルをWii Uに移してプレイすることが可能です。しかし、いわゆるデータの引越しでの対応のようです。
一方で、例えば家族で個別にそれぞれがアカウントを持っているような場合、1台のWii Uでマルチアカウントに対応しているのか1台に付き1アカウントの縛りがあるのかなどは明言されていません。
■Wiiセーブデータの移行について(Eurogamerより)
データ移行が可能なのはバーチャルコンソールだけでなくダウンロードしたゲーム全てが対象で、セーブデータも移行が可能な仕組みを用意してあるようです。ただし、Wii U発売当初からデータ移行が可能かどうかについては不明です。
[追記]
VGLeaksで、Wii Uのより詳細なスペックを公開していました。
この情報はVGLeaksが匿名の情報元からしたもので、Wii Uの開発キットをベースにしたWii Uのスペックだということです。市販機に関しては開発キットよりも進化していると思われます。
メインプロセッサ
PowerPCアーキテクチャー(3コア)
計3MBのL2キャッシュ(core 0: 512 KB / core 1: 2048 KB / core 2: 512 KB)
メインメモリー
最大3GB(市販版は開発キットの半分の1.5GBになる可能性あり)
開発キットはメモリーはCafe SDK(WIi UのSDK)やOS次第で違う可能性もある
グラフィック性能
最新の統合シェーダアーキテクチャ
32MB eDRAM 720p 4xMSAA(マルチサンプリングアンチエイリアシング)または1080pサポートシングルパスレンダリング
HDMIおよびコンポーネント出力
オーディオ性能
専用120MHz オーディオDSP
6チャンネル分の非圧縮オーディオ出力(HDMIのみ)
Cafe DRCコントローラーによるステレオオーディオ出力
Cafeリモートコントローラーによるモノラルオーディオ出力
内蔵ストレージ
512MB SLC NAND(システム用)
8GB MLC NAND(アプリケーション用)
http://japanese.engadget.com/2012/06/05/nyko-3ds-power-grip-pro/
個人的にはこっちがキタ~~!
まぁ、拡張パッド対応ゲーム持ってないんで意味ないんですけどね。