MCVで、任天堂の次世代ゲーム機Wii UはEpic Gamesの次世代ゲームエンジンであるUnreal Engine 4をサポートしないことを伝えていました。
最新のリーク情報ではWii UでUnreal Engine 4に対応しているかのような話になっていましたが、今年のE3での発表が予定され今後主流になるであろうUnreal Engine 4をサポートしないのは、ゲームのマルチプラットフォーム化を進めたいサードパーティーに取っては大きな障害になる可能性があります。
この情報はSpikeTVのホストであるGeoff Keighley氏がツイッターで語ったもので、3月に開催された開発者向けイベントGDCでEpicのMike Capps氏がWii UではUnreal Engine 4ではなく現行のUnreal Engine 3をサポートすると説明したそうです。
@DavidKalpakis No, at GDC Mike Capps said Wii-U will be Unreal Engine 3.
— Geoff Keighley (@geoffkeighley) May 29, 2012
次期Xboxでもサポートするとの情報も既に流れているUnreal Engine 4を任天堂がWii Uでサポートしないということは、サードパーティーはWii U向けにはUnreal Engine 3で、その他のゲーム機にはUnreal Engine 4での開発を余儀なくされる可能性があり、ファーストパーティー製タイトルばかりが主流のWiiの二の舞になりかねません。もっともWii Uは単純に他のプラットフォームのタイトルを移植しただけではタブレットコントローラーの画面が真っ黒になるので開発に手間がかかるのは変わらないのがしれませんが。