Appleの”スマートTV” Foxconnが試作品生産を受注

CVGで、中国のニュースサイトChina Business Newsに対し内部情報筋がFoxconnの深圳(しんせん)工場でAppleの”スマートTV”試作品生産のオーダーを受けたことを伝えていました。

FoxconnはiPhoneやiPadなどの生産を請け負っている生産受託企業です。以前噂になったAppleの自社ブランドHDテレビ iTVも生産はFoxconnになる可能性が高そうでしたが、そのiTV、すなわち”スマートTV”もどうやら試作品生産はFoxconnに決まったようです。

Appleの創設者で前CEO Steve Jobs氏は生前「全てが統合され使い方が簡単なテレビを作りたかった。」と述べており、それは「すべてのデバイスがiCloudを核にしてシームレスに同期し、考え得る中で最もシンプルなユーザーインターフェースを備えている」テレビをAppleは次の新製品として目指していました。オンデマンドでのゲームプレイが可能なゲーム機としての機能を盛り込みながらPippin@の失敗を糧にAppleが満を持して市場に投入するのではないかとの噂もあります。

Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏によるとAppleの”スマートTV”は2014年初頭には発売される見込みで、パネルは43インチから55インチ、価格は1,500ドルから2,000ドルになるのではないかと予測されています。更に各種コントロールはiPhoneやiPadを使い、Siriでのボイスコマンドにも対応するという、噂以上に実現性が高そうな内容です。

先述のGene Munster氏はAppleの”スマートTV”は世界規模で10%のシェアを3年以内に獲得するだろうとの見通しを示しています。

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