高性能汎用ハードウェアは有利? PlayStation4は受け入れられるのか?

CVGで、ゲームの開発者はまだ見ぬ次世代ゲーム開発に既に取り組んでいるが開発にはPCのグラフィックカードやプロセッサ向けのCryENGINE 3などのエンジンを用いているため、ソニーがPS4でCellのような専用ハードウェアを用意せず汎用性のあるハードウェアにすることは開発面から見て意味があることだとの意見を掲載していました。

ソニーはコードネーム”Orbis”と呼ばれる次期PlayStation4で独自のCellプロセッサと決別し、専用チップではないAMDのA8-3850 APUベースのカスタムチップとRadeon HD 7670 GPUを採用する模様ですが、こういった”PCライク”なハードウェアを採用することにより、まだ公式発表も何もない次世代機向けタイトルの先行開発が可能になるという意見です。

ソニーはまだPS3にやり残したことがあるとして次世代機発表は時期尚早と表向きコメントしていますが、開発者は汎用エンジンで開発を進めていてPS4が”PCライク”になればそのまま転用できる体制を整えているようです。

スマートフォンやタブレットに押されている専用ゲーム機ですから、もうスペック重視の専用プロセッサだから売れるという時代ではありません。しかし、わざわざゲーム専用機を購入する動機が薄れて行くのも事実です。いくらスペックが高くなかろうとゲーム専用機ならではの魅力を追求しようとしているニンテンドーのWii Uの方が市場には受け入れられる余地があるのかもしれません。

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『高性能汎用ハードウェアは有利? PlayStation4は受け入れられるのか?』へのコメント

  1. 名前: 投稿日:2012/04/30(月) 23:44:12 ID:a810e4ad2 返信

    ゲーム機ならでは”と呼べるものも殆どありませんし、任天堂のようにスペック<革新的な何かを求める路線で行っても結果に大差は無いと思いますけど、どうなんですかねぇ。

    安易に革命に走るとwiiのような一発屋の勝ちハードになってしまってますます業界の首を絞めかねませし・・・。

    • 名前:173210 投稿日:2012/05/01(火) 19:32:26 ID:c4f883d1c

      しかしSCEもPS Moveを出したり、「革新」かどうかは置いといて、
      少なくとも新しいゲームスタイルには興味があるようです。
      中の部品が汎用なもので、現在普通のコントローラで開発機を提供していたとしても、
      今後何か追加していくかもしれません。