PSX-sceneで、JB-Kingチームが最近のTrue Blue EBOOTパッチをJB-Kingで使ったユーザーのPS3 HDDがフォーマットされてしまう問題が発覚し、謝罪したことを伝えていました。
True Blueチームがクローンで使われていることを検出するとPS3の内蔵HDDを消去するなどの対策をすると発表したことに対しJB-Kingチームは心配無用と大ミエを切ったものの、実際には後手に回ったことになります。
True Blueで最新ゲームを起動するためのEBOOTパッチを使ってJB-Kingを利用したユーザーのPS3 HDDが本当にフォーマットされてしまいました。
JB-Kingチームはユーザーに対して謝罪するとともに、JB-Kingドングルのアップデートを来週リリースするのでそれまではEBOOTパッチを使用しないよう呼びかけ、使用禁止EBOOTバッチのリストを公開しました。
対象のEBOOTリストは以下です。
Mobile Suit Gundam UC
FINAL FANTASY XIII-2
Silent Hill Downpour
Snipers – Invisible, Silent, Deadly
Tales of Graces f
STREET FIGHTER X TEKKEN
Top Gun: Hard Lock
True Blueチームの嫌がらせもここまで来たかと思いきや、JB-Kingチーム曰く、どうもJB-KingのみならずTrue Blueにも影響を及ぼすウィルスが最近公開されたTrue Blue向けEBOOTに仕込まれていたようです。ウィルスのコードでは使われているドングルがTrue BlueなのかJB-Kingなのかは判別できないとしており、クローンやFake製品を狙ったものではないというのがJB-Kingチームの主張です。
無差別攻撃ウィルスなら普通に十分あり得る話ですのでTrue Blueチームを非難するのは筋違いかもしれませんが、真相は現時点では闇の中です。
ところで、True Blue向けのEBOOTは開発最終段階のディベロッパー向けのものを流用しているとの情報をとあるルートから入手したのですが、本当なのでしょうか。もちろん入手先は不明です。要求ファームウェアを仕込む前のものという意味だと思いますが…
謝って済む問題ではないよな・・・。