Xbox 720 “Durango” ブルーレイ搭載で要常時ネット接続

VG247で、コードネーム”Durango”と言われる次期’Xbox 720’はブルーレイドライブを搭載し、常時インターネット接続を要求されると伝えていました。

Xbox LiteなるARMプラットフォームの廉価版が2013年に発売された後、Xbox 720が登場するとの情報を以前お伝えしましたが、VG247で入手した情報によるとマイクロソフトはあるパートナーに対して’Xbox 720’の詳細を説明、更に2013年のクリスマスに向けて発売することが決まったようです。

以前光学ドライブを搭載しないという情報もありましたが、今回の情報ではXbox 360では採用しなかった(かつてブルーレイのライバル規格だったHD-DVD陣営だったから)ブルーレイを次世代機では採用しているというのです。一方で遂にブルーレイ採用という噂はかつてもあったことからどちらが本当なのかは分かりかねます。普通に考えるとブルーレイを採用しない=半導体メディア採用かダウンロードタイトル専用ということになりますが、大容量になりがちなゲームを必ずダウンロードしなければならないというのは現実問題として難しいでしょう。

そして、いつかはそういう時代がくることは予想の範囲内ですがついに違法コピー対策のために驚きのインターネット常時接続を要求する仕様になっているようです。最近はソニーも任天堂も何かとインターネット接続するよう仕向けて最新ファームウェアへのアップデートを要求するようになってきていますが、常時オンラインを要求するとなるとライバル他社に先駆けてユーザーの常時管理へ踏み込むことになります。ただしこれは中古ゲームを起動させないための方法としてXbox LIVEアカウントとの紐付けをマイクロソフトが考えているとすれば整合性が取れるため十分あり得る話です。

GPUやCPUの情報もあり、複数の情報筋からグラフィックはAMDの7000シリーズのGPUと同等の性能でプロセッサーをら2つ搭載していると聞いているそうです。ある人物は「まるで2台のPCをひとつにまとめたような感じ」と表現しているそうです。ただし普通の構造と異なり二つのチップで同じグラフィック描画を分散処理して行うのではなく、二つのチップで別々のものを同時に描画するというものだとしています。
CPUは4つまたは6つのコアで、そのうちひとつはKinect専用で残りがOS用になっています。
これはXbox 720 GPUはXbox 360より6倍パワフルとの情報とも数字の上では整合性が取れていそうです。

新しい情報の方が信憑性は高いとは思われますが、全く異なる情報が出てきている印象があるのは、実際にはまだ仕様が決定されていない(あるいは決定されていなかった)からなのかもしれません。

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