CVGで、ソニーの平井一夫氏がPlayStation4は現状同様物理メディアディスクベースの据え置きゲーム機になるとの見方を示したことを伝えていました。
ラスベガスで開催されているCES 2012で平井氏が語ったコメントからSCEとしての方向性を示唆したものだと受け取られたようです。
平井氏のコメントは以下です。
It’s very important that we continue to have a dedicated home-based console.
我々が家庭用ゲーム機を製品として提供を続けることは非常に重要なことです。
Relying solely on networks to deliver content is unfortunately just not possible. It’s still very difficult to have consumers download 50 gigabytes of data or more.
ただ、残念ながらコンテンツ配信をネットワークのみに依存することはできません。消費者が50GBのデータをダウンロードするなどということは現状では困難だと言わざるを得ません。
PS3のライフサイクルは10年だとして改めて今年のE3でのPS4発表を否定した平井氏ですが、計算上のPS3のライフサイクル末期となる2016年でも物理メディアが必要だとの認識のようです。
平井氏は昨年夏に「ダウンロード配信を考えるのは、今から2年後でも3年後でも、ましてや10年後でもちょっと時期尚早だ」と語っていたようで、そのことから物理メディアの必要性よりもダウンロード配信に必要なネットワーク環境の確立ができないという理由でPlayStation4は物理メディアディスクベースにする可能性が濃厚です。
平井氏が言う「50GBのデータ」はブルーレイを指すものと思われますが、50GBの容量に不足があるという表現は全くしていないのでPS4のディスクはPS3同様ブルーレイになる可能性が高そうです。
まぁ、以前から言われていたように物理ディスクベースですよね。
※PS4云々じゃなくて『全部DLにするだけの(回線などの)キャパがまだまだ…』ってのはありましたからね。
ブルーレイも、XL対応にしておいて欲しいですよね。一応のために。