来年にも発表される、現行Xbox 360と併売される、Kinectとの更なる統合など各種噂が絶えないXbox 360のモデルチェンジ情報について、世界のゲームサイトからまた新しい情報が出てきました。今日はその中からいくつかご紹介します。
MCVでは、2012年には発売されないのではないかと伝えていました。
その判断材料の一つとして人気タイトルの『Halo』がXbox 360向けなのか次期Xbox向けなのかを挙げています。
今までHalo開発を手掛けていたのはBungieでしたが、今回から『Halo 4』を開発する343 IndustriesのFrank O’Connor氏は『Halo 4』をXbox 360で発売しHalo engineをモディファイして使うと明言しているそうです。モディファイと言う以上Xbox 360である可能性がやはり濃厚であり、今までのHaloを開発してきたわけではない343 Industriesが次期Xbox向けに急遽変更はしないだろうという話からキラータイトルに値する『Halo 4』発売時にはまだ次期Xboxは登場していないという主張です。
そのためMCVでは次期Xboxは2013年のE3で発表され2013年中に発売ではないかとしています。
また、同じくMCVでMicrosoft のBrian Prince氏が先週末に行われたGDC Chinaの壇上で将来のゲームはクラウド化され、Xboxプラットフォームでも重要な役割を示すだろうと語ったことを伝えていました。
具体的な内容については「既に取り組んではいるが、それ以上話すとクビになる」と語り明言こそ避けたものの、開発中の次期Xboxについて語ったと言うことは想像に難くありません。次期Xboxはクラウドを活用することになりそうです。
一方で、こんな意見もあります。
CVGで、次期Xboxに関する情報が2012年1月10日~1月13日に米国ネバダ州ラスベガスで開催されるCESでアナウンスされると伝えていました。
この情報はマイクロソフトに「非常に近い筋」からの情報とされています。
更に細かい情報も出ており、次期Xboxは現行Xbox 360が発売された2005年から開発が始まっており、6コアCPUと 2GB DDR3 RAMを搭載しAMDがグラフィックプロセッサーを供給するという内容です。
また次期型のコードネームがLoopだとの情報がありましたが、これは次期Xboxのソフトウェアプロジェクトのことで、ハードウェアは別のチームが取り組んでいるようです。
あくまでも噂レベルではありますが、これだけの情報が出てくる時点で実際に次期Xboxが具体的な段階に移行している可能性が濃厚です。
全ての噂のつじつまが合うのは2012年に次期Xboxの概要が発表され、実際の発売は一年先の2013年ということになりそうですが、果たしてどのような流れになるのでしょうか。
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