QA Flagを利用したPS3 v3.55からのダウングレードチュートリアル

gitbrewJailbreakSceneで、QA Flagを利用したPS3のダウングレードチュートリアルが掲載されていました。非常に分かりにくかった(途中経過が飛ばされていたり、肝心なところが非常に見にくい動画参照となっていたりする)ため、まとめてみました。

ダウングレードチュートリアル

私のPS3は3.61のため、QA Flagが利用できません。このチュートリアルはgitbrewJailbreakSceneと、下記の非常に見にくい動画を元に書いたもので、実際に検証できていません。
httpv://www.youtube.com/watch?v=a2_AJgJtbxc

必要なツール
http://7track.org/~glevand/public/CFW355-OTHEROS++-SPECIAL.PUP
http://7track.org/~glevand/public/qa_flag_extra.pkg
ダウングレードしたいファームウェア(3.41や3.15)
ファームウェアのアップデートファイル(PS3UPDAT.PUP)は記録メディアのPS3/UPDATEにコピーしておく

注意事項
上記ツールを使うことでPS3がフォーマットするに至る可能性があります。従ってPSNなどからダウンロードしたデータは消去されます。また、ダウングレードは購入時に元々入っていたバージョン以降に限られますので注意が必要です。
もし、新品購入時のPS3ファームウェアが3.41の場合は、その3.41がダウングレードの下限になります。
3.15の場合は下限が3.15です。
下限より古いファームウェアにダウングレードした場合、間違いなくPS3はbrickします。

インストールプロセス
1. CFW355-OTHEROS++-SPECIAL.pupをインストールする。(PS3のバージョンは問わないので3.41でも3.50でもインストールは可能。)
2. qa_flag_extra.pkgをインストールする。
3. qa_flagを起動する。(XMBでqa_flagが表示されるはずなのでそれを起動する)
4. ビープ音が鳴る。
5. PS3を再起動する。
6. XMBで”ネットワーク設定”を選び(設定メニューには入らないので○ボタンは押さない)、PS3のコントローラーで以下のボタンを押して隠しメニューを表示する。
L2 + L1 + R1 + R2 + L3 + 十字ボタンの下
この操作により”Edy Viewer”、”Debug Settings”、”Install Package”が表示される。日本のPS3は始めから”Edy Viewer”があるのでここで表示される訳ではないと思うが。
7. 表示された”Debug Settings”を選び、メニューの中のSystem Update DebugをONにする
8. XMBの”設定”で”システムアップデート”を選択し、”記録メディアからアップデート”を選択する
9. 画面にインストールするファームウェアのバージョンが表示されるので確認する
10. セーフモード(公式サイトの”PS3″をセーフモードで起動する方法を参照)で起動し、メニューから、ダウングレードしたいファームウェア(3.15や3.41など)へアップデートを”6.システムアップデート”から行う。
11. 記録メディアにあるアップデータのインストールを実行する
12. アップデータのインストールを実行する。
13. インストールが完了すればPS3のダウングレードが完了。

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『QA Flagを利用したPS3 v3.55からのダウングレードチュートリアル』へのコメント

  1. 名前:ななしん 投稿日:2011/06/27(月) 19:30:59 ID:8cf0fde79 返信

    >上記ツールを使うことでPS3がフォーマットされます。

    されませんよ

    • 名前:mamosuke 投稿日:2011/06/27(月) 19:43:00 ID:77a038a28

      These tools WILL format your ps3.
      と書いてあるのですが、可能性がある、が正しいので直します。