PSPKingで、Total_Noob氏との連名という形で一緒に開発をしていたHacKmaN氏が6.20TNをカーネルexploitを利用してPSPの最新ファームウェア6.39に対応させたHomebrew Enabler 6.39 TN-Aをリリースしていました。
6.38TNの存在を公表した際に、新たに2つカーネルexploitを発見し、そのうちの1つをした時に6.38TNにはそのうちの1つを利用していることを明らかにしたTotal_Noob氏ですが、some1氏のカーネルexploitが公開された今、隠しておく意味はないとの表現があるためどうも同じカーネルexploitを利用していたようです。
6.39 TN-Aは機能的には>6.20 TN-Eの修正版(最新版)を踏襲しているようで、PSONE起動できるもののバックアップISOファイルを起動することはできないようです。そのためISO起動にはaloaderプラグインのような外部ISOローダーが必要になります。
更にTN HENユーザーでやむなく6.39PROを使っているユーザーのために、といった表現もあるため、オープンソース化して盛り上がっているCFW PROへのライバル心むき出しです。
インストール方法は、アーカイブにある
PSP/GAME/TN_HEN/EBOOT.PBP
をメモリースティックにコピーしてXMBから起動するだけです。
以前TNとPROの2つのHENをリリースしてはいけないと書きましたが,もし本当にexploitが偶然同じだったのであればどちらにせよ次のファームウェアアップデートで対策されてしまうのは変わらないので、TN リリースは選択の幅が広がるという意味では歓迎すべきことだと思います。
しかし、なぜTotal_Noob氏ではなくHacKmaN氏がリリースするのでしょうか。2人で本当に話し合ったのであれば気にすることではないのですが…
願わくば実はsome1氏のexploitを流用した話であって欲しいと思います。
これでPSP-3000も安全に改造できますね・・・。
今後に期待です。