GEOHOT GOT SUEDで、Geohot氏がPSNがハッキングされ個人情報が盗まれた問題について、Geohot氏の関与を疑う風潮があるのか分かりませんが自分もハッカーだが無関係で、FBIも家に来ていないと関与を否定していました。
ただし、Geohot氏が主張したいのは自分が関わっていないという話ではないようです。
今回の問題はハッカーが犯人との報道に苦言を呈していて、自分はハッカーだが、ハッカーとは自分が持っているデバイスでHomebrewを起動したりセキュリティの脆弱性を利用する方法を編み出したりする技術を持った人のことであって、ユーザーの情報をデータベースから盗み出すような行為をするクラッカーとは全く異なり、ハッカーはクールだがクラッカーはクールじゃないと主張しています。
実はソニーの個人情報流出事件を伝えるメディアがハッカーの犯行と伝え、クラッカーの犯行と表現しないことに不満があるようです。
Geohot氏を訴えたソニーの姿勢でも分かるとおり、LinuxもHomebrewもサイバー攻撃もデータベース盗難もソニーにとっては排除対象であることは変わりなく、全部まとめて「ハッカーという犯罪者による犯罪」呼ばわりする姿勢は分からなくはないですが、実際にはGeohot氏とSCEAは和解に至った、つまりSCEAは司法の場でGeohot氏が主張する「ハッキング」を違法とするような万人に適用できる判例にはできなかった訳ですので、サイバー攻撃による個人情報盗難行為を同じ「ハッカー」の括りで表現してほしくないというのももっともな主張です。
全くです。なんでまとめていうんですかね。
クラッカーと一緒にして欲しくありません。
ハッカーはコンピューターの原理を深く知る者であり、それを活かすものです。
クラッカーはコンピューターについて知ろうとはせず、自分たちだけのために利用するものです。