Xbox360 Hack一覧

abgx360の次期バージョンとXbox360のwave4

ABGX360.netで、Xbox360の新ダッシュボードアップデートを含んだゲームの”Wave4″についてとabgx360 v1.0.2のリリース見込みについての記事を掲載していました。【情報源:ABGX360

元記事が長いので翻訳のみの掲載です。


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Wave4と皆さんのために v1.2 by Kushan
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n00bによるガイド Wave4のすべて

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“Wave 4″とは?
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市販されているXbox 360のディスクは複数のセクション、つまり”パーティション”に分かれています。そのうちの1つが”ビデオパーティション”です。2009年3月まではそのパーティションはディスクを普通のDVDプレイヤーで再生しようとした時に流れる映像が含まれているだけでした。ビデオの中身は間違ってDVDプレイヤーで再生しようとしたことを悟らせXbox 360でプレイするよう促すものです。

ユーザーが不正コピーゲームを使用していることをマイクロソフトが判別する手段の1つとして、そのビデオがディスクにあるものと一致するかどうか照合する方法があります。ファームウェアはそのチェックサムをチェックし、本来のデータと一致しなかった場合にはディスクは起動しません。このビデオが変更される都度、”wave”も変わります。

通常システムアップデート(ダッシュボードアップデート)は8Mb程の容量でディスク内の別の場所に入っています。しかし2008年11月からマイクロソフトは”NXE”という全く新しいダッシュボードシステムを登場させました。この新ダッシュボードでアバターが使えるようになったためアップデータが事実上容量アップすることになりました。(あるリージョンのデータは130MBにもなります。)その結果ディスク内で以前のアップデータがあったパーティションと同じ所には入りきらなくなりました。結果、アップデータはビデオパーティションに置かれることになったのです。これが”wave 3″であり2009年3月頃から登場してきました。

そして今、マイクロソフトが新ダッシュボードアップデートを同じパーティションで配布をはじめています。Xbox 360がソフトウェアアップデートをするたび、その数ヵ月後には新たな”wave”が生まれることになります。2009年8月にダッシュボードアップデートがリリースされ、そして数ヵ月後の今最新ゲームのディスクに入って配布されることになりました。それがWave4になります。ビデオパーティションに2009年8月のダッシュボードアップデートが含まれている以外はWave3と全く同じです。その最初のゲームとなったのはCars Race O Ramaです。

さて、ここでiXtremeがユーザーを保護し、”ビデオパーティション”チェックから守るべく作られていることを思い出してください。ビデオパーティションが変更された場合、ファームウェアにはそれが新しい”wave”なのかリッピング失敗によるものなのかが判断できません。

wave3が出たときにはその問題の解決のためすぐさまiXtreme 1.51がリリースされました。急場しのぎの修正のみのため、単にファームウェアがビデオパーティションをチェックしない仕様にしただけでした。そのためwave4以前以降にかかわらずすべてのwaveで起動させることができそうです。

しかしそれでは”安全ではない”ことになります。ディスクに問題がなければ全く問題はありませんが、万が一ビデオパーティションが破損していた場合iXtreme 1.51で起動することはしますがマイクロソフトに検出されてアカウント消されます。短気なユーザーがiXtremeの1.5以下のバージョンで”Wave3″をWave2のデータでパッチするようなことをしても意味がありません。自分からBANされに行くようなもので、そのならないためにiXtreme 1.6ができたのですから。

iXtreme 1.6はWave3までの正規のビデオパーティションのあるゲームのみを起動させるためのファームウェアです。つまりWave2のビデオパーティションでパッチされたWave3のゲーム(ただしマイクロソフトからすれば目を閉じていても当たるような標的状態)の場合、iXtreme 1.6では起動しませんがiXtreme 1.51ならば起動できるのです。

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Wave4のゲームをプレイするには新ファームウェアが必要?
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もしXbox360のドライブファームがiXtreme 1.5以下の場合、Wave3のゲームは起動しませんし、当然Wave4のゲームも起動しません。その場合はファームウェアをアップデートする必要があります!

iXtreme 1.51(日立製ドライブ)の場合、Wave4含めどのWaveでも起動なら問題なくします。ただしその場合、ビデオパーティションが破損しているいないが関係してきますのでいつも以上に注意が必要です。それが常にabgx360を使うべき理由の一つです。Wave4だとしてもきちんとベリファイされたゲームならば、iXtreme 1.51でプレイすることとiXtreme 1.6を使うことは安全という面では同じです。

iXtreme 1.51(BenQ/LiteOn/Samsungドライブ)の場合はファームウェアをアップデートする必要があります!

iXtreme 1.6の場合、さらにWave4あるいは今後出てくるWave4以上のゲームをプレイしたい場合には、スペシャルアクティベーションディスクを使用しなければなりません。これは今回のような不測の事態に対応するためにファームウェアに機能追加をするものです – つまりiXtreme 1.6で”one-shot-boot”モードを有効にし、ドライブに入れたゲームをステルスが機能していなくとも起動させるためのディスクです。ドライブにディスクを入れるだけでディスクを回転させ(“DVD再生”状態です)、その後Wave4のゲームディスクとスワップします。Wave4(またはそれ以上)のゲームをプレイするたびに必ずそれを繰り返さなくてはなりません。しかし心配する必要はありません。ゲームにステルスデータがあったとしてもiXtreme 1.6を使用することは可能です。その方法でベリファイ済のWave4ゲームを起動することは、ベリファイ済みWave3ゲームを起動することと同等の安全性があると言えます。

アクティベーションディスクはこちらでダウンロードできます: http://www.sendspace.com/file/5ed5xr
2層ディスクに焼く必要がありますがほとんどのデータが1層目に来ます。(レイヤーブレイクをセットしないようにしてください。もしimgBurnに促されても1層のみを選択してください。)

今度の新iXtremeファームウェアは最終的にはWave4をサポートする予定です(アクティベーションディスクは不要になります)。しかしそれまではディスクが必要です。Cars Race O RamaがWave4ビデオを搭載した世界で最初のゲームでしたが、それに合わせてアップデートを考えるわけではありません。またWaveの移行期間中には例外が登場することはあり得ます。Waveについては期間が決まっているわけではないので、それについての質問はお断りします。

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abgx360はどうなるの? アップデートの必要性は?
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abgx360 v1.0.1 (現時点で最新版)は”Wave4″イメージを認識しないだけでなく、プログラムがWave4のゲームに完全対応したとしても破損パーティションの可能性ありと判断してしまいます。Wave4のゲームをベリファイすれば、abgx360はデータベースから.iniファイルをダウンロードしてきてイメージをチェックします。イメージと照合してゲームのベリファイが完了すればステルスチェックも同時にパスしたことになりWave3やWave2のゲームと同様に安全にプレイできます。

abgx360 v1.0.2は新iXtremeと同様Wave4をきちんと認識するようにしてリリースします; 移行日がはっきりすれば例外についても分かるでしょう。


本文中に出てくるCars Race O Ramaは日本未発売のゲームです。

アップデートが行われるたびに対応を変えなければならないのはどのゲーム機でも同じですが、ネットワークから追放するなどマイクロソフトの対応が一番厳しいでしょう。海外ではハッキング人口が多いのはXboxだとどこかの記事で読んだ記憶がありますが、次の一手が既にあること自体うらやましい環境ではあります。Xbox360本体が飛ぶように売れるような日本人向けキラーソフトがあれば日本でもXboxのハックが盛んになるでしょうね。




JungleFlasher 1.59bリリース

Jungle Flasher公式サイトで、Xbox360ドライブ用のJungleFlasher 1.59bをリリースしていました。【情報源:Jungle Flasher


JungleFlasher 0.1.59 – cleanup to 0.1.55
JungleFlasher 0.1.59 – 0.1.55をブラッシュアップ

DVDKey32 Support Updated
DVDKey32をサポート
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Added Support for USB Extractor Switch, for remote launch of DVDkey32 from probe
USB Extractor Switchのサポートを追加。プローブからのDVDkey32のリモート起動に対応
Added optional delay on dvdkey32… allow time for probe…. delay32 in reg, default is 0, max 20 sec
DVDkey32にオプションとしてディレイ機能を追加。プローブまでの時間の値は標準で0から最大20秒。

Hitachi Support Updated
日立製ドライブをサポート
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Added Stop-Disk to Hitachi commands, People were still putting in a disk, a habit from FWTB days, commands would fail and the drive would crash.
日立製ドライブのディスクストップコマンド追加。FWTBを使用しているつもりでディスクを入れっぱなしにしているとコマンドが失敗してドライブがクラッシュします。
Improvements to Ram upload dump, should dump in 1 – 1.5 sec… added timer for the fun of it…
RAMアップロードのダンプを改善。1〜1.5秒でダンプが終了。それを堪能するべくタイマー追加。
Introducing USmodeB with JungleUSB drivers, for Hitachi
日立製ドライブにおいてJungleUSBドライバーでmode-Bに対応。
1. JungleUSB drivers allow Hitachi on USB to be seen in Mode-A, mode-B command can beissued
1. JungleUSBドライバーで日立製ドライブにUSBのMode-A、mode-Bコマンドを出せます。
2. at power up, you may need to open/close the drive to allow windows to PnP fully
2. 機能アップ。Windows上でプラグ&プレイに対応しましたがドライブをオープン/クローズする必要があります。
3. Send USmodeB – JF will enumerate all windows drive letters and find any Hitachi, JF will send mode-b
3. mode-Bコマンド送信 – Jungle FlasherはWindowsの全ドライブレターを列挙、日立製ドライブを自動認識しmode-Bで送信します。

General items Updated
その他の更新内容
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Added, test for port IO….
ポートIOのテストモード追加。
JF will scan device tree for PortIO, 4 outcomes are possible
Jungle FlasherはデバイスツリーでポートIOをスキャンします。以下の4つの結果を表示します。
i. port io running aok
i. ポートIO起動中
ii. port removed
ii. ポート取り外し済み
iii. port not installed
iii. ポート未インストール
iv. port io has an error
iv. ポートIOエラー
Fixed, Ctrl f7 for Drive pororties on PortIO, drives were not being detected
ドライブが検出されなかった場合にCTRL+F7でポートIOのドライブプロパティを表示するよう修正しました。
Added donate icon, users complained they conuldn’t see…. ;-)
寄付お願いアイコンを追加しました。どこにあるのか分からないとお叱り受けてましたので…


Xbox持ってないのでいまいち感覚で翻訳できてません。改造のハードル高いところが気に入ってはいるんですが…


Xbox LIVEでBAN対応を公表

Xbox LIVEプログライングディレクターMajor Nelson氏のサイトで、Xbox360用ソフトGears of War 2で不正行為をするユーザーがLIVEに接続した場合にスコアリセットする対策を開始したことを伝えていました。【情報源:Major Nelson


Gears of War 2 Achievement Hacking: Banning has begun…
Gears of War 2 Achievementハッキング:BAN開始

As you know, we are committed to keeping Xbox LIVE a safe and fair place to play for the more than 17 million active members. As part of our regular safety monitoring we have pinpointed a group of players who have unlocked specific Gears of War 2 Achievements through an unauthorized hack. Deliberate cheats like these are in direct violation of the Xbox LIVE Terms of Use and will not be tolerated. As I post this, we’ve begun taking steps to reset the Gamerscores of the offending players. As I have mentioned in the past, this is something we do occasionally to keep the service free of cheating in order to maintain a fair and level playing field for everyone. If you play fair and earn your achievements without glitching or cheating, you have nothing to worry about. Read my original post that shows what a cheater looks like and head over to Xbox.com to read the Gamerscore correction FAQ that may answer some of your questions.
ご承知のとおり、1700万人以上のユーザーがXbox LIVEを安心して公正に楽しめるよう我々は心がけています。日常から行っているモニタリングで、認められていないハッキング(チート)を行いGears of War 2 Achievementで遊んでいるあるグループを特定しました。故意にこのような行為を行う事はXbox LIVEの利用規定に違反しているため許容する事はできません。このような不愉快なプレーヤーに関してはゲームスコアをリセットする処置をとる事としました。以前にも述べたようにこれはフェアで公平なプレイ環境を皆様に提供するために、不正行為をさせないよう時折実施して来た対応です。不正行為をせず公正にプレイしている方はなんの心配もする必要ありません。不正にチートしている場合どのようなことが起こりうるのかなどは過去の記事をご覧下さい。Xbox.comのFAQもあわせてよくお読みいただく事で疑問点が解消できるでしょう。


オンラインでチートなどを行う行為は普通のユーザーにとっては不愉快です。メーカーとして対策をとる事に関しては理解できます。
メーカーサイドとしてはオンラインでの対戦などはゲーム機販売戦略上重要な売り物です。自分で楽しむ分には構わないと思いますがネットワークでそれを行う行為は慎んで行かないとBANされての自己不利益にも繋がります。こうして記事として注意喚起しているうちはまだましだと思いますので皆が楽しくゲームできる環境を維持するために自重しておくべきだと思います。