市場から在庫がなくなる前に注文しておいたPSPのグリップシフト(日本版)が届きました。
早速レビューしてみたいと思います。
空中に設置されたロードコース(コースアウト=永遠に落ちるのみ)上を走るカーレースゲームです。
コースが特殊なグランツーリスモ、といった感じの内容です。第一印象は「結構熱中しそうな感じ」のゲームでした。
最初の導入部分はグランツーリスモのライセンス取りとほぼ同じです。グランツーリスモがお好きな方はかなりハマると思います。
…違いますね。そんなレビューはたぶん誰も期待してないです。
ひとつだけ、もしこのままExploitが起動しなくても買ったことを後悔するようなゲームではなさそうです。検証そっちのけで30分くらいハマってましたから。
それでは本題です。今回発見されたPSPのゲームGripshiftの脆弱性を利用したExploitのHello Worldが、対応していない日本版グリップシフトでも動くかどうかの検証です。
CFW 5.02 GEN-AのPSP-1000で実験です。
この画面でダウンロードしたセーブデータを読み込ませます。
ちなみに普通に起動させてセーブデータを作成した場合日本版のフォルダ名はULJM05089SAVE00でした。
結果ですが、ダウンロードしたセーブファイル、ULUS10040SAVE00フォルダをSAVEDATAフォルダに突っ込んでみましたが、ロードさせてみると破損データ扱いです。
フォルダ名をULJM05089SAVE00に変えても一緒です。
QJ.netの記事”New PSP exploit found in GripShift, works on PSP-3000”に【記事】セーブデータ復号化させる方法が記載されていましたので、試してみました。
Just copy the ULUS10040SAVE00 directory to /PSP/SAVEPLAIN/ and run the game. EDIT: yeah, don’t forget to have Savegame-Deemer working, duh.
/PSP/SAVEPLAIN/にULUS10040SAVE00をフォルダごとコピーしてゲームを起動させてください。Savegame-Deemerを動作させるのをするのを忘れないように。
Savegame-Deemerについてはこちらにあります。解凍したファイルに含まれています。セーブデータを復号化するプラグインです。
記載してある通りSAVEGAMEフォルダでなはなくSAVEPLAINフォルダを作成して放り込んでみましたが「データがありません」と言われました。
US版とJP版のセーブデータファイルで何が違うのか、CRCを比較してみました。CRCを一覧表示して並べるためだけにWinrarをわざわざ使用しております。
すると以下の2つのファイルが違うことが分かります。
PARAM.SFO
PROFILE.XDS
順番に1つずつ入れ替えては読み込んでみましたが当然の如く状況変わらず。現時点では日本語版(JP版)ではHello World起動しません。全然だめです。ファイルは暗号化されたままですのでもう何ともなりません。
ルミネスによるダウングレードのときも当初日本語版は対象外でしたが、のちに対応になりました。今回もそうなることを期待するしかなさそうです。