進化したWii Uコントローラーは進化前のコントローラーに近い?

MCVで、先日リークされた「進化したWii Uコントローラーの写真」は元々のオリジナルデザインに近いものになっていることを伝えていました。

Wii Uコントローラーの写真がTT GamesのQAテスターから流出し、Wii Uコントローラーがニンテンドー3DSで採用されたようなサークルパッドから普通のアナログスティック形状になったことを「進化している」とお伝えしましたが、実はあの写真は進化したコントローラーというよりもオリジナルデザインに戻っていることを示している可能性があるようです。

wii_u_controller_new

内部情報がよく掲載されるNeoGAFフォーラムでWii Uコントローラーのオリジナルデザインと昨年のE3で公開されたデザインの比較資料が掲載されています。

左側がオリジナルデザイン、右側がE3で公開されたバージョンです。

Wii_U_Original_Design

流出した写真とオリジナルデザインも微妙に異なっていることから写真が実はオリジナルデザインそのもののモックアップだったというオチはなさそうですが、少なくともE3で発表後に得たフィードバックから、サークルパッドをアナログスティックに変更した可能性が高そうです。

流出版とE3版のボタンレイアウトの差はこのアニメーションGIFが非常に分かり易いです。またアナログスティックはPS3やXbox 360のコントローラーのものと同じようにクリックが可能なタイプのようです。

私が前回「十字キーの下や電源ボタンの左側にある白い四角いボタンのようなもの」と書いた謎のボタンについてはMCVでも”ミステリーボタン”として表現しています。NFCに関係あるものなのか、はたまたWiiでは遂に成し遂げられなかったバイタリティセンサー部分なのか、開発機にしか付いていない特殊なボタンなのか、”ミステリーボタン”には一切の刻印が存在していないためその機能は想像するしかありません。

いずれにせよ任天堂の岩田社長が今年のE3ではWii Uの価格も発売日もE3では発表しないことを明言してはいるものの、Wii Uに関する情報を一切明らかにしない訳ではありませんしWii Uコントローラーの実機展示はあるはずですので形状や”ミステリーボタン”の役割は少なくとも明らかになると思われます。

今年のE3はアメリカロサンゼルスで6月5日から7日まで開催されます。

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