Pushsquareで、Windows/Linux/macOS向けのオープンソースPS2エミュレータPCSX2がPS2ライブラリの99.5%を問題なくプレイできるようになったと伝えていました。
2023年12月時点での数字は99.145%でした。2年間で起動率の改善は数値こそ小さいですが、最後の一押しは大変だったと思います。
PCSX2の互換性リストでの、現状の互換性については以下となっています。
PS2の全2690タイトルの互換性内訳は
・Perfect(完全動作)が33タイトル(前回と変わらず)
・Playable(動作速度の問題を除き、最後までプレイ可能)が2648タイトル(前回2634タイトルで14増)
・In-game (何らかの不具合があるため最後まではプレイできない)が1タイトル(前回17タイトルで16減)
・Menusは8タイトル(前回6タイトルで2増)
・Intro(起動時のロゴ程度は出るがそれ以上はクラッシュする等で進まない) 0タイトル(前回0タイトル)
・Nothing 0(前回ゼロ)
となっています。
プレイできないのはIn-gameとMenusの9タイトルですが、シリーズものやリージョン違いをまとめると
『DRIV3R』
『Final Fantasy XI』
『Marvel Nemesis – Rise of the Imperfects』
『World Series Baseball 2K3』
の4タイトルだけとなっています。日本版タイトルに関しては『Final Fantasy XI』以外全てプレイ可能となっています。もはや完成の域に対達したのではなく完成したと言っても過言ではありません。

