wccftechで、ソニーが開発していると言われているPlayStation携帯機はプロジェクトのコードネームがJuptierというSoCでAMDとSamsungのコラボレーションになると伝えていました。
いつものことですか、wccftechは独自の情報網ではなくネット上の情報を探してくるのが上手なメディアです。今回もリーカーだというJukanlosreve氏がXに投稿した内容をベースに考察する形の記事となっています。
Exclusive: On the Sony PlayStation Handheld
Sony is currently evaluating a new low-power gaming SoC project—internally referred to as “Jupiter.”
⁰The chip is expected to be developed by AMD and fabricated using Samsung Foundry’s SF2P node, with mass production targeted for…— Jukanlosreve (@Jukanlosreve) May 24, 2025
Jukanlosreve氏の情報によると、ソニーは現在PlayStation携帯機開発に当たりJupiterと呼ばれている低消費電力のゲーミングSoC(System on a chip: プロセッサコアやマイクロコントローラーなとを統合したシステムとして1つのチップに組み込んだもの)を評価中で、そのチップはAMDが開発しSamsungが同社の2nmプロセスであるSF2Pを使用して2028年以降に量産される予定となっています。
現在はソニーとAMD、Samsungの間で検討されている段階で、まだ契約には至っていません。
以前からソニーはAMDのチップを搭載したPlayStation携帯ゲーム機を開発していると言われてきました。最新の情報ではPS5のゲームにパッチを当ててPlayStation携帯機に最適化させるとされています。
今回の情報ではチップの製造をSamsungが行うという新たな情報が付加された形です。
ソニーは現在、独立した携帯機を発売していませんがリモートプレイ端末としてPlayStation Portalを販売しています。これはソニーが携帯機市場に興味を持っている証として捉えられています。
現在のソニーはAMDが設計しSamsungが製造する専用カスタムチップをPlayStation携帯機に搭載することを具体的に検討している段階に来ています。AMD + Samsungのコラボチップの評価が高ければ、そのままSoCとして採用される可能性が高いと言えます。