GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.5.2(434c8cefc)をリリースしていました。
Hey, all — Atmosphère 1.5.2 is now released: https://t.co/XmZWHp4ccW
This one most notably features a new homebrew for USB File Transfer via PTP/MTP (thanks liamwhite!).
Enjoy! :)
— Michael (@SciresM) April 18, 2023
PTP/MTP での USBファイル転送の新しいHomebrewを用意しました(liamwhite氏に感謝します!)。
・USBファイル転送用のHomebrewアプリケーションhaze追加
hazeはHomebrewメニューのUSB File Transferの下に用意されています。
PTP/MTPプロトコルでのSDカードアクセスが可能になりますが、Atmosphereは実行中にAtmosphere自体をアップデートすることができないため、haze経由でのAtmosphereアップデートもできません。ご注意ください。
なお、Atmosphere 1.5.2は16.0.2のリリース前に準備されていました。
Atmosphere 1.5.2 will be released soon.https://t.co/jr1pBVVmBw
— mamosuke (@mamo_suke) April 17, 2023
タイミング悪く先に16.0.2がリリースされた形になりましたが、特に言及がないままAtmosphere 1.5.2がリリースされ、hekateがそのまま16.0.2に対応したので問題なく16.0.2でも動作するようです。
[追記]
hazeの不具合を修正したAtmosphere 1.5.2-fix1(434c8cefc)に差し替わっています。