ソニーが映画コンテンツサブスクを付けたPS Plusを検討か

VGCで、ソニーが新しいサービスとしてPS Plusに映画コンテンツをサービスとして付加する「PlayStation Plus Video Pass」を発表する可能性があると伝えていました。

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「PlayStation Plus Video Pass」はポーランドのPlayStation公式ウェブサイト(現在は削除済み)に掲載されました。ロゴだけは現在もソニーの公式ウェブサイトで見ることができます。

ポーランドの公式サイトには、「PlayStation Plusの期間限定の新特典としてPS Plus Video Passを2021年4月22日から2022年4月22日までトライアルサービスとして実施されます。このサブスクリプションサービス特典はポーランドのPS Plusユーザーのみお楽しみいただけます」と書かれていたそうです。

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既に消されてしまっている、表示されていたバナーにはVenom、Bloodshot、Zombielandというソニー・ピクチャーズの映画の画像が表示されていました。ソニーが自社が持つ映画コンテンツをPS Plusのサブスクリプションサービス特典として付けることでサービスの付加価値を高めることを検討している可能性があります。

ポーランドのみとなっているのでこれがポーランド以外で展開されるかは不明ですが、トライアルサービス(試験サービス)となっているので、結果を見て他の国でも展開していくことを考えているのかもしれません。

正式には何も発表されていませんが、先日SIEの中の人が語った話としてXbox Game Passに加入者数で大きく水をあけられているソニーが何らかの対抗サービスを準備しているとの噂がありました。「PlayStation Plus Video Pass」はその対抗サービスの可能性があります。ソニーグループが持つ強みを最大限に活かしたサービスになるのは間違いないですが、コンテンツが映画だとリージョンごとにラインナップが変わる可能性が高いでしょう。日本市場への展開は、最近のソニーの日本市場軽視(言葉では重視してると発言)の状況から察するに、まだまだ先かもしれません。

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