GitHubで、Yifan Lu氏がVitaでHomebrew起動などを実現するHENkakuのアップデート版taiHENkaku Beta 7をリリースしていました。(kuuさん、あかいうなぎさん情報ありがとね)
実は大変革 Beta 7がリリースされたのは数日前なので今更感満載ですが、ちょっと忙しかったので記事にするのが遅れました。
最も大きな変更はtoolchainでの圧縮したHomebrewののサポートで、例えばVitaShellは圧縮することで3.2MBが1.2MBに、henkaku.suprxが33KBが8KBに、taiHENkaku installerが160KBが34KBにと容量を1/3から1/4にすることができます。もちろん開発するディベロッパ側の対応次第ですから、エンドユーザーは圧縮Homebrewが配布されたならtaiHENkaku Beta 7を使えばその恩恵を受けることができます。メモリーカード容量を節約できるので有益です。開発者側は最新のtoolchainを使うことで圧縮Homebrewへの対応が可能になります。
ただし、残念ながら「安定版」として扱われている以前のHENkakuではこの圧縮Homebrewは動作しません。
その他の新機能としては
・ダウンロードサイズ削減(60%)のペイロード圧縮
・molecularShellがリブートなしのtaiHEN config.txtサポート(ユーザーモードのプラグインと非セーフモートのみ対応。STARTボタンを押すと設定が確認できる)
・molecularShellが再度ux0へフルアクセス可能に(unsafe homebrewが有効な場合)。
・バージョン偽装のためのshellパッチを再有効化。PSNへの接続はできないがコンテンツ管理マネージャーでの不測のアップデートを回避可能。
taiHENkakuはまだBeta版ですが、HENkakuではできないことができるようになってきたりと大変革の方が進化が著しくなってきました。