Engadgetで、NVIDIAが新チップTegra 4と、Tegra 4を搭載したゲーム機「Shield」を発表したことを伝えていました。
「Shield」はコントローラー一体型の携帯ゲーム機です。現時点ではまだ開発段階で、OSにはAndroidを採用しています。Androidは現時点ではJelly Beanですが3G/LTE通信機能は非搭載でWi-Fi専用モデルとなっています。発売は2013年の第2四半期の予定ですが、残念ながら価格に関しては公表されていません。
httpv://www.youtube.com/watch?v=93L_lo-s5rU
公開されたビデオは「Shield」の外観を紹介しており、PlayStation 3のDualShock 3ライクな取っ手のあるコントローラーにHDスクリーンを取り付けた形状になっています。
搭載されるリチウムイオンバッテリーはゲームプレイで5〜10時間、HD動画再生で24時間というスペックが発表されています。
1,280 x 720の294 dpiという5インチのタッチパネルを搭載した他、microSDスロットにHDMI端子、USB、8インチオーディオプラグも搭載しています。
Tegra 4のグラフィック出力は新チップだけのことはありかなりのパワーを感じさせるもので、LG製の4Kディスプレイに同時出力できるようです。
デモで公開されたものはAndroid対応のもので、開発したゲームエンジンはUnreal Engine 3ですがマルチプレイも可能になっています。
現時点での呼称はProject Shieldであり、発売時の正式名称は変わるかもしれません。
基本はAndroidですのでTegra 4はいずれスマートフォンにも搭載されると思いますが、専用コントローラーの付いたゲーム向きなAndroid端末は発売後モデルチェンジどころか表立った改良すらされることなく細々と販売され続けたXperia Playのみであるためゲームフリークとしては非常に発売が待ち遠しいことでしょう。
PS3に遠慮して外部モニター出力をつけなかったVITAみたいに
機能の出し惜しみがないのがいいですね。
値段がそこそこでデモの通りアサシンクリードやバットフィールドなどが発売されれば
海外ユーザーはVITAよりこっちを選ぶでしょう。