ConsoleCrunchで、光学ドライブエミュレータ3K3yの発売が遅れることを伝えていました。
WiiのWODE、Xbox 360のx360Key、Wasabi 360 Ultra、BoxZiiなど他のDVDドライブ搭載ゲーム機では既に実用化されている光学ドライブエミュレータ初のブルーレイ版として発売が期待されていたPS3向け3K3yは2012年12月12日発売予定でしたが残念ながら予定通り発売とはいかなかったようです。
公式サイトでは初めて3K3yの製品画像が公開されましたが、発売についての詳細は述べられていません。
ConsoleCrunchが入手した情報によると、3K3y teamはソニーの反応を見るためにまず中国で発売を開始し、動きがなければヨーロッパへの出荷を開始する計画だと伝えています。
現在の3K3yはブルーレイディスクリッピング機能が低速過ぎて不完全なため搭載が見送られています。リッピングができない3K3yは違法にダウンロードされた海賊版起動用と認定されても仕方がないことになりますのでそもそもその状態で販売に踏み切る判断自体微妙なところなのですが、クローンの乱立が予想される業界ですので先行することが大切だったのでしょう。発売したらあっという間にコピークローン製品や類似製品が登場し、先駆者のメリットがなくってしまうのは過去の歴史から明らかです。
またソニーが法的措置を取る可能性もあり、中途半端な機能の状態での司法判断による販売差し止めのリスクを回避するために中国のみでまず販売というのもあり得る話です。
また、オーストラリアの販売店OzModChipsによると3K3yの発売は2013年の1月になりそうとのことです。PS3のファームウェアバージョンに関わらず3K3yは動作するだろうとしています。
この機械を使ったらPS3の中に入ってるROMも起動出来たりします?