UnlockSwitch 基板からデータまでオープンソース化発表


Nintendo Switch 2を予約しよう

Xで、UnlockSwitchチームが未だ発売に至っていないNintendo Switch向け(Switch 2については起動出来ていないことにしている)FlashcartのUnlockSwitchについてオープンソースとして全ての情報を公開すると発表していました。

UnlockSwitch-with-Switch-2

UnlockSwitchチームはUnlockSwitchについて11月12日に「一週間以内に発売」と発表していました。今日19日はちょうど一週間です。

ついに発売なのかと思ったら、違いました。

UnlockSwitch PBS(PBSが付いた名称が製品名)を先週約束した通りオープンソースにするそうです。先週の約束は発売かと思ったら違いました。

基板もオープンソースとしてUnlockSwitchとプログラムを書き込むプログラマー両方ともデータを公開します。

それ以外にも以下のソースが公開されます。
・ゲームダンパーXtractorのリソース
・UnlockSwitchの開発ボード
・全コンポーネントについて書き込むソフトウェアプログラマーと書き込むファイル
・3Dプリント用ケースデータ

ハードウェアのチップはLattice ICE40 UP5KとEspressif ESP32-S2を使います。

ソースが公開されたらXで告知されます。

現時点ではUnlockSwitchチームからは何も販売されません。全ての情報の公開が完了したら販売を開始するとしています。

また、立ち位置としては、違法コピーの海賊版には断固反対、自己所有のバックアップコピー起動のみをフルサポートすると主張しています。海賊版起動とバックアップ起動は明確に境界線が引けないため、その主張では任天堂に法的措置を取られたら勝てないと思います。

ソースコードの公開リポジトリとして、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく申し立てでよく閉鎖されるGitHubが選ばれました。
https://github.com/UnlockSwitch/
です。
アクセスすると
UnlockSwitch doesn’t have any public repositories yet.
と表示され、中身がありません。リポジトリは今作ったのではなく2024年8月17日に作られています。
公式サイトリンクとしてhttp://www.unlockswitch.com/が明記されていますが、アクセスするとXのアカウントにリダイセクトされます。

この様子だとデータだけ発表して作成はユーザー、ないしはサードパーティーに任せることができる形になり、UnlockSwitchチームはボロ儲けできません。自分たちで直販する準備はしていますが、UnlockSwitchはボロ儲けすることを目的に開発したもののため、どこかに裏がある(ユーザーが作ることが事実上困難、など)可能性は否定できません、と言うより私は信用していません。

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