AndroidAuthorityで、Nintendo Switch 2の中古市場が既に地雷原と化していると伝えていました、
Mig Flash使用すると2124-4508エラーが出てSwitch 2本体がBANされるという報告が相次いでいます。
アカウントではなく本体をはじいているので、その本体が転売されたらそれを購入したユーザーはもれなく永久BANされた本体を知らずにつかまされることになります。そのときの記事で「Mig Flashの存在は諸悪の根源だ」とは書きましたが、やはり事件は起こるべくして起こりました。
まだ発売されてから一ヶ月も経っていないNintendo Switch 2ですが、Redditに投稿されたユーザーの報告によるとNintendo Switch 2 の『マリオカート ワールド』同梱版が大手販売店のウォルマートで新品同様開封済み品として販売されているのを偶然見つけ購入しました。
購入前に念のため開封し、見た目問題ないことは確認。ただし『マリオカート ワールド』のコードは削られていました。最初に購入したオーナーが店に返品したらしく、それを新品同様開封済品として販売していた模様です。
『マリオカート ワールド』のコードがない分50ドル値引きされたため購入し、帰宅して早速電源を入れたところエラーコード2124-4508が表示され使えなかったことが発覚しました。ウォルマート側も返品された新品と扱って厳密に動作確認しなかった(電源投入確認くらいはしたのかも)のかもしれません。
ウォルマートはBANされたSwitch 2を最終的には返品を受けてくれたので購入したユーザーは事なきを得ましたが、これがノークレームノーリターンの個人売買だと買ったユーザーが泣き寝入りです。
このような事例が発生すると、店舗での返品時や買い取り時に起動確認が必須になるでしょう。当然BANされたことが分かると返品や買い取りをしてくれないため、そのBANされた本体は個人売買で売りさばかれて被害が拡大します。
少なくともSwitch 2の中古は返品保証がある販売店からしか買ってはいけません。個人売買はハイリスクです。
かつてのソニーのPSPは、改造に失敗し起動しなくなったらゴミと化していましたが、最終的にはリカバリーできるようになり復活可能になりました。Switch 2でもそれができるようになる可能性はゼロではありませんが、現時点では机上の空論です。くれぐれもBAN本体をつかまされないようご注意下さい。
つくづく、Mig Flashの存在は諸悪の根源だと思います。今後BANされないFlashcartが出てくるかもしれませんが、アップデートで再びBANされるいたちごっこを繰り広げるだけになる可能性もあります。そうなるとBANコンソールが永遠に中古市場に供給され続けるという最悪の事態になりかねません。