Xbox/Xbox360/PS2/GameCube対応exploit TonyHawksProStrcpy by grimdoomer

GitHubで、grimdoomer氏が初代Xbox、Xbox 360、PS2、GameCube向けに発売されたゲーム『Tony Hawk’s Pro Strcpy』シリーズを利用して任意のコードを実行できるようにするexploit TonyHawksProStrcpy v1.0をリリースしていました。

TonyHawksProStrcpy

TonyHawksProStrcpyは『Tony Hawk’s Pro Skater 3』『Tony Hawk’s Pro Skater 4」「Tony Hawk’s Underground 1』『Tony Hawk’s Underground 2』『Tony Hawk’s American Wasteland』のゲームで初代Xbox、Xbox 360、PS2、GameCubeをハックできます。同じシリーズのゲームで複数のゲーム機をハックできるのはハックシーンで初めてのケースではないでしょうか。


セーブデータexploitとしてゲーム機を直接ハックしてコードを実行できるようにするパターン(GameCube、Xbox 360、Xbox)と、ネットワーク経由で他のゲーム機をハックしてコードを実行できるようにするパターン(PS2、Xbox 360、Xbox)の2種類あります。

仕組みとしては、ユーザーがゲーム内のPark Editorを使いパークを個人で作成できます。保存するときには最大31文字で名前を付けることができますが、そのカスタムパーク名でバッファーオーバーフローを引き起こしCPUの命令ポインタを制御するというものです。

Xbox 360は『Tony Hawk’s American Wasteland』のみ、Xboxは『Tony Hawk’s Underground 1』『Tony Hawk’s Underground 2』では非対応など、できるものとできないものがありますが、特にXbox系ではセーブデータexploitというのが殆ど知られていないのでこういう存在は貴重です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする