UnlockSwitch 初期ロットはWi-Fiアンテナ間に合わず5ドル値下げ

Xで、UnlockSwitchチームがUnlockSwitch発売に向けたスケジュールを発表していました。

UnlockSwitch Shell

週末に発売日などを発表することを公表することを発表していたUnlockSwitch。Flashcart本体であるUnlockSwitch PBSとゲームをダンプするXtractorについて、その内容が発表されました。

ずっと「プロトタイプで、製品版はもっと透明になる」と言い続けていたシェルケースは7月30日には到着します。届き次第Xで写真やビデオが公開されます。

Flashcart本体のUnlockSwitch PBSとファームウェア書き換えのための付属品であるプログラマーは透明シェルケース到着後の8月1日から生産開始です。

初期ロットの生産数は10,000です。初期ロットにはXtractorが同梱されませんが、セカンドロット以降はXtractor同梱版のみになります。「それ以降はUnlockSwitch PBS単体では買えない」と言っているので、おそらくセカンドロット以降はXtractorが同梱される分価格が上がるのだと予想されます。

安く買うには初期ロットが必須かのように聞こえますが、実は納期遅れでWi-Fiアンテナが間に合わないため、初期ロットにはアンテナが付いていません。
UnlockSwitchにはWi-Fi経由でバックアップゲームの入れ替えをするためと予想されるオンボードWi-Fi機能を実装していますが、そのためのアンテナが付いていません。

その代わり価格が当初発表の29.9ドルより安くなります。下がるのがアンテナのパーツ分だけのばですが、Wi-FiアンテナなしのUnlockSwitch PBSの価格は24.9ドルと、5ドル(790円程度)安くなります。

UnlockSwitch PBSの出荷は8月15日から20日あたりに開始です。

Xtractorについては、現時点で開発の最終段階です。初期ロットでUnlockSwitch PBS単体販売(Xtractor付属せず)なのは開発が終わっていないことにも理由がありそうです。今月末前にはテストサンプルを用意し情報を公表する予定としています。

Xtractorは「既に市場に出回っている製品(Mig Dumperのことか?)」の改良版らしく、何らかの「サプライズ」があるようです。Xtractor単体の価格は34.9ドルです。

セカンドロット以降に販売されるWi-Fiアンテナか付いたUnlockSwitch PBSとXtractorのセットの価格は、単純計算だと29.9ドル(UnlockSwitch PBSとプログラマー)+34.9ドル(Xtractor)で64.8ドルになりますか、59.99ドルに決まりました。それぞれ単品で購入するより5ドル安くなります。

UnlockSwitch PBSとXtractorのセット、およびXtractor単体の発売日は8月頭辺りで公開されます。

オンボードWi-Fi機能はUnlockSwitchの特徴とも言うべき機能かと思っていましたので今までのUnlockSwitchチームならアンテナが納入されるまでUnlockSwitchの発売を遅らせてきそうなものですが、今回Wi-Fiアンテナレスの強行発売に踏み切りました。任天堂の法的措置からの逃げ切りを優先でもしたのでしょうか。

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