GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.7.1(39c201e37)をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 1.7.1 is now released: https://t.co/AZkgbe638y
This one adds support for 18.1.0, which other people probably care about, and is also built with GCC 14, which nobody but me cares about. Hard to believe it’s been another year!
I hope you all enjoy!
— Michael (@SciresM) June 11, 2024
Nintendo Switch システムバージョン 18.1.0
に対応したAtmosphereです。SciresM氏仕事早いです。ほぼ即時対応と言っても良いでしょう。今回はプレリリース版にはなっていません。ハッシュ価書きましたが、差し替えてハッシュが変わるのではなくバージョン自体が変わると思います。
一般ユーザーが気にするはなしでもないですが、18.1.0対応以外には環境をGCC 14への更新、Atmosphere 1.7.0以降の改良が盛り込まれました。
またGitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate 6.2.0 and Nyx 1.6.2をリリースしていました。Hekateは18.1.0のサボートや公式OSであるHOSの起動が最大70%高速化、NyxはT210B01(Mariko)のサボートやパフォーマンス改善などが変更点です。
hekate 6.2.0 and Nyx 1.6.2 are now released!
– HOS 18.1.0 support
– Faster booting!
– Easter Egg ️ massively improved!
– Many improvements and fixesCheck release log for more!https://t.co/LX5oGSEs4A
— CTCaer (@CTCaer) June 11, 2024
CTCaer氏も仕事が早いです。