wccftechで、任天堂が来年発売すると言われているNintendo Switchの後継機、通称Switch2はNVIDIA DLSS技術を採用しSoCのクロック周波数2.5GHz超えらしいが性能はXbox Series Sに全く及ばないと伝えていました。
新型ゲーム機は発表が近くなると次から次へと新しい情報が流れてきます。来年には発売と言われているNintendo Switch後継機(海外ではSwitch2という呼び方が定着してきました)に関する、新たな情報が複数出てきました。ただし、あくまでも噂話レベルで確定情報はありません。
Switch 2はNVIDIA DLSSアップスケーリングテクノロジーのカスタムバージョンを採用している
今のこのタイミングでニンテンドーオブアメリカがデータエンジニアを募集しています。
その業務内容に「低消費電力の組み込みプラットフォームでの機械学習技術統合支援業務」とあり、低消費電力の組み込みプラットフォームと言っているものがSwitch2のことを指しているように見えます。
また機械学習技術の部分がDLSSを指している可能性が高いです。DLSSは「ディープラーニング スーパー サンプリング」の頭文字を取った、”映像の忠実度をまったく新しいレベルに引き上げる画期的なAIレンダリングテクノロジ”と説明されているNVIDIAの技術です。
Switch2はSwitchと同じNVIDIAのSoCでDLSSをサポートしていると言われていますので、このエンジニア募集がSwitch2のことだというのかもっぱらの見方です。
仮にそれか事実だとすると、Switch2はNVIDIAチップ採用が確定、AI技術を中心に設計されたNVIDIAのアップスケーラーのカスタムバージョンだということになります。
Nintendo Switch 2のSoCは5nmプロセス 最大クロック周波数2.5GHz超え
NVIDIAのプロジェクトに従事していたというSiliconist Technologies元従業員のLinkedInのプロファイルに、現行SwitchのSoCであるTegra X1よりクロック周波数が高い5nmプロセスの2.653GHzとなるSoCのプロジェクトに携わっていたことに言及していたので、これがSwitch2のSoCではないかという憶測の域を出ない情報です。
別のSiliconist Technologies従業員がSwitch2のSoCに取り組んでいたと言及していたからという合わせ技情報です。
Nintendo Switch2のパフォーマンスはTVモードでXbox Series Sの15%、携帯モードの場合はASUSのROG Ally並
ゲームやPCのハードウェア情報系サイトのRedGamingTechのYouTubeで言及していたというもので、真偽の程は不明です。
Switch2はNVIDIA DLSS頼りが前提で、TVモードではネイティブ解像度は高くなく、それでようやくXbox Series Sの15%。
携帯モードで同等というASUSのROG Allyは7型で解像度が1920×1080というポータブルゲーム機です。
下位モデルでもCPUがRyzen Z1、メモリーが16GB LPDDR5、ストレージが512GB SSD、価格が89,800円。Switch2が9万円近い価格というのはあり得ないのでROG Allyと同等なのはお得と言えなくはありません。
Switch2のストレージは256GBから512GBのeMMC。まだ決定されていないためにいずれかの容量になるということなのか、256GBと512GBの2モデルあるのかについては分からないそうです。
これらの話を統合すると、任天堂はSwitch後継機てでもやっぱりスペックを追い求めず性能それなりで頑張るつもりだということになります。それで価格が安ければいいのですが…
コストダウンのために有機ELではなくLCDパネルになるといわれていますが、円安物価高のこのご時世Switch後継機が4万円というのもあり得なくないのが困ったところです。