GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.2.3(409a48e)をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 1.2.3 is released: https://t.co/DFov7W7Y4l
Because ams.tma has been taking longer than expected, we now have experimental support for our gdbstub as a standalone!
Also, animal crossing 2.0.0 wont crash with mods anymore.
Also other stuff!
Enjoy! :)
— Michael (@SciresM) November 4, 2021
ams.tmaが予定より時間がかかっているため、スタンドアロンとしてgdbstubを実験的にサポートしました。
また、『あつまれ どうぶつの森』の更新データVer.2.0.0でMODを使った時にクラッシュしなくなりました。
ams.tmaなんちゃらというのは開発者向けです。エンドユーザーとしてわかりやすいのはあつ森v2.0.0への対応(クラッシュしなくなったとことです。更新履歴から察するに、あつ森v2.0.0のリリースを受けAtmosphere 1.2.2での不具合が解消されました。この不具合はあつ森v2.0で99000以上のファイルが存在する場合テーブルが大きくなってしまいメモリ不足に陥ってしまうという不具合を修正するためのものです。
また署名パッチについてですが、TeJayH氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.2.3で非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 13.1.0-1.2.3をリリースしていました。Atmosphere 1.2.3対応が変更点です。