GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.17.1をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 0.17.1 has released: https://t.co/b6KLDz7fw9
I noticed some ams modules were larger than the nintendo ones; this was obviously unacceptable, so I fixed it and we're a lot smaller now.
Also, some minor bugfixes.
I hope you all enjoy! :)
— Michael (@SciresM) January 13, 2021
Atmosphèreのモジュールが任天堂のものよりも大きくなっていることに気がつきました。これはよろしくないので修正し、かなり小さくしました。
その他、マイナーなバグ修正です。
SciresM氏がツイートしているように、前バージョンのAtmosphère 0.17.0でのモジュールが純正同等モジュールよりもより多くのメモリーを消費している状況だったことが分かり、それを修正したバージョンアップが主な変更内容になっています。機能追加等はありません。
また、mesosphèreでメモリマッピングに失敗するバグによって『ピクセルライン DX ニューパズル500!』などの一部タイトルに影響があった不具合の修正や、PRODINFOの中身が空でもMarikoデバイスでハングアップしないようにした修正などが行われました。
GitHubで、arch-box氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 11.0.1-0.17.1をリリースしていました。
また、arch-box氏とは別にeXhumer氏もSigpatches v11.0.1-3 for AMS 0.17.1 / FW 11.0.1をリリースしています。