Game Watchで、ソニーがPlayStation 4 Slimの500GBモデル以外の、PlayStation 4 Proモデルを含む全てのモデルの生産終了を公式に認めたことを伝えていました。
販売店でのお知らせで発覚したPS4の生産終了ですが、Game Watchでは「1モデルを除いて、すべて生産終了したことを明らかにした」と伝えています。
生産終了となったのは、PS4 Slim(CUH-2000シリーズ)の大部分と、PS4 Pro(CUH-7000シリーズ))の全モデルで、ラインナップに残る1モデルはスタンダードなジェット・ブラック 500GBモデルになります。
2016年11月10日発売のハイエンドモデルであるPS4 Pro はわずか4年あまりの短命コンソールとして早々と市場から姿を消します。ホワイトの筐体のモデルや1TBモデルもなくなります。
今のこの時期にあえて購入しようとまで思わないノーマル500GBブラックモデルだけ販売というのは、単に完全な生産終了ではないことのアピールのためだけの施策に見えます。私は事実上のPS4生産終了と受け取りました。
ユーザーサイドからすると、残すなら最新モデルのPS4 Proで、しかも今後の値下げを期待したいところでしたがそれは叶わぬ願いとなりました。
再貧弱モデルが残されているとはいえ、まだPS5が発売された直後でPS5への移行の過渡期ですら始まったばかりのこの時期に事実上のPS4生産終了は早すぎますが、どうもPS5の入手困難な現状がその時期を早めたようです。
ソニーは、生産終了で空いたラインを極端な品不足が続いているPS5の生産に振り向ける計画を立て、そのためにPS4の生産をやめる決断をしたようです。PS5にはPS4への後方互換もあるので世代交代をしたい思惑もあったのでしょう。そう考えれば理にかなった計画と言えなくもありません。
今でもPS5は抽選販売が続くという、入手困難な状況が続いています。PS5が買いやすくなるのであれば、PS4 Proさんには犠牲になっていただくのも止むなしです。