ツイッターで、SciresM氏が現在開発中のNintendo Switch向けカーネルMesosphereがほぼ完成し、今後はMesosphereを概説するドキュメントを作成することを発表していました。
MesosphereはSciresM氏が開発を公表していた、AtmosphereのカーネルをNintendo Switchにカーネルとして実装し直したもので、純正同様の動きをするためあつ森オンラインプレイでも任天堂からBANされない程純正と変わらないことが実証できています。
そんなMesosphereですが、開発は順調に進み完成が見えてきたそうです。
As we reach the tail end of the mesosphere project (horizon kernel is mostly done and fully functional), it'll be time soon for me to start writing kernel docs.
I have never really written docs before.
Is e.g. something wiki-ish on github pages the way to go? Advice is welcome.
— Michael (@SciresM) August 27, 2020
Mesosphereプロジェクトのケツが見えてきたので(Horizonカーネルはほぼ終わりで完璧に動いてます)、カーネルのドキュメントをそろそろ書き始める時期です。
今までドキュメントをきちんと書いたことがないんです。
例えば、WikiみたいなものをGitHubページに作るような方向でいいのかな?アドバイス大歓迎します。
Mesosphereにより、動作はノーマルと同じではありますが純正ではない「オリジナルサードパーティーカーネル」の実装が可能になります。将来に渡ってSciresM氏らがサポートを継続してくれるのであれば、AndroidのカスタムROMのようにSwitchのNANDメモリに書き込んで、RCMモードを使わずノーマルブートで改造Switchを起動、しかも安心安全かつBANもされないという嘘みたいなことをしてもいい時代が来るかも知れません。
これから作成するというMesosphereのドキュメントは間違いなく英語になるのでそこだけが残念です。専門用語山積のドキュメントのため、カーネルの知識がないとまともに翻訳もできないことから多分私にはそのドキュメントは読み込めません。
これってJetson TX1にインストールすればSwitchのゲームが動くようになったりするのかな?(よくわかってない)