Switchのセーブデータバックアップ/復元 SX Save Manager v1.1 by Team Xecuter

Team Xecuterが、Nintendo Switchのセーブデータのバックアップや復元などを行うことができるユーティリティSX Save Manager v1.1をリリースしていました。(hiroroさん情報ありがとね)

SXSave11


前バージョンであるSX Save Manager v1.0からの変更点は以下です。

  • 30タイトル以上のデータがあったり破損したゲームをインストールしてあったりするとクラッシュしてしまう不具合の修正
  • 設定メニュー、データの非表示機能の追加
  • BCATデータのサポート
  • “Export or import”を”Backup or restore”へ表現変更
  • 左アナログスティックによる高速スクロール機能
  • ソートのモードを保存して起動時に適用
  • UIのゲーム名テキストにセーブデータタイプも追加
  • SX Save Managerをリストで非表示に
  • 互換性向上のため8.8.8.8 DNS overrideの削除(本アプリのみ)
  • SDカードへの全データバックアップに対応
  • カスタムファイル名に対応
  • 安定性向上

セーブデータタイプというのは、どうやら混乱するユーザーが多かったためにゲーム名に合わせて表示するようにしたようです。セーブデータタイプには、以下の3種類があります。

user specific save(ユーザー特有のセーブデータ)
ユーザーに属するセーブデータで、選んだユーザーがゲームを起動したときにこのセーブデータが読み込まれる。

common user save(ユーザー共通セーブデータ: デバイスセーブデータとも呼ばれる)
ユーザーに関係なく、すべてのユーザーで使われる共通のデータ。『あつまれ どうぶつの森』で例えると、1台のSwitchで一つしか作られない、すべてのユーザー共通になる島データがcommon user saveに当たる。

BCAT data
任天堂がゲームのアップデータに加えない形で新しいコンテンツを追加するときに使うデータ。『あつまれ どうぶつの森』で例えると、フルアップデートをリリースせずに追加するイベントデータがBCAT dataに当たる。

BCATというのはswitchbrewによるとBackground Content Asymmetric synchronized delivery and Transmission(バックグラウンドコンテンツの非対称同期配信および送信)の略で、コンテンツのダウンロードやアップロードに関するサービスの名称です。細かいことはさておき、用語の意味を説明するよりもTeam Xecuterが解説してくれたようにあつ森のセーブデータで例示すると理解しやすいです。ナイスアイデアです。

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