GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.8.4をリリースしていました。
最も大きな変更点は、Switch最新ファームウェアとなる7.0.0/7.0.1に対応したことです。
・7.0.0/7.0.1のサポート追加
今回新たに開発したペイロードseptによるもので、署名および暗号化されてTSEC(Tegra Security Co-processor)ファームウェアによってロードされます。
septでファームウェアを起動するために必要なキーを取り出し、sept/payload.binをSDカードからロードしてジャンプします。
・アプリケーション承認の改良
・デッドロック状態になる不具合の修正
・JITサポートのためのカーネルパッチ追加
・set.mitmとfs.mitmをams_mitmシステムモジュールに統合
・bpc.mitmコンポーネント追加によるアプリケーション等からのシャットダウン/リブート要求のカスタマイズに対応
・安定性向上
変更内容が開発者向け表現なので具体的に理解し難いです。一般には7.0.xに対応したと言うことで良いと思います。
雰囲気が来たって事はSXもそろそろかな?