GitHubで、dots-tb氏がPS VitaのCPUクロック周波数を500MHzまでオーバークロック動作させることができるカーネルプラグインLOLIcon 1.0.1をリリースしていました。(KOHさん情報ありがとね)
今までもBetter Amphetaminのような444MHzで動作させるプラグインは存在していましたが、これはVitaのCPUの最大クロック周波数である444MHzで動作させるもので厳密にはオーバークロックではありません。500MHzというのは本当のオーバークロックであり、Vitaでは初となります。なお、Vitaは通常は333MHzで動作するようになっていますので、その状態と比較すれば444MHzもオーバークロックと言うことはできます。
LOLIconとは変な名前ですが、英語でよく見かけるLOLやlol(エル・オー・エル)と同じでlaughing out loud(laugh out loudの説も)が頭についています。LOLやlolは日本語で言うところの(笑)とかwwwに当たります。
一応、下記の頭文字を取ってLOLIconとしているようですが、そもそも全く意味がわかりません。
LOLIconsole Offends Little Idiots Console
日本語でいうと、ニュアンスにしても正直よく分かりませんので
「ロリコンソール ウンコンソール ウザスwww」
にしときます。
LOLIconの読み方はロリコンですロリコンwワロスwww。
LOLIconのオーバークロックによりフレームレートが改善されるようです。
なお、この500MHzというクロック周波数についてYifan Lu氏は494MHzだと主張しています。確かに正確には494MHzのようですがLOLIconでは一般的なクロック周波数の表現として500MHzを使うことにしたそうです。
インストールはlolicon.skprxをtaiフォルダにコピーし、config.txtの*KERNELでプラグインを有効にするだけです。SELECTと上ボタン同時押しでメニューが表示されます。メニューを消すにはSELECTと下ボタン同時押しです。
オーバークロックにより50MHz分CPUが高速に動作します。444MHzが上限になっていたのは設計上の安全マージンを見越していたと思われます。500MHzは10%以上のオーバークロックに当たりますので、さすがに暴走したりはしないと思いますがCPUに設計上の安全マージンを削る負荷をかけることだけは間違いないので(事実上影響はないレベルかもしれませんが)、そのあたりを意識してLOLIconでハァハァしてください。
草