GitHubで、noahc3氏がh-encoreをVitaで起動するまでのプロセスを自動化することができるWindows向けユーティリティauto h-encoreをリリースしていました。
3.65-3.68に対応したカーネルexploitを利用したハックh-encoreのインストール手順は、私自身記事を書いてて嫌になるくらい面倒なものでした。その時に「面倒だと思った方は、きっとそのうち出てくるであろうイージーインストーラー類をお待ちください。」とかきましたが、そのイージーインストーラー類がauto-h-encoreです。
最新版はauto h-encore v0.2.2として配布されています。
auto-h-encoreかできることは以下です。
・自動で必要な以下のファイルをダウンロード
psvimgtools
pkg2zip
bittersmile体験版
h-encore本体
・既にダウンロード済みの場合必要なファイルをインポート(オプション)
・アカウントIDからコンテンツ管理アシスタントの暗号鍵を入手
・ビタースマイルのアンパックと、暗号鍵およびh-encoreを入れて再パッケージ化
・ビタースマイル体験版をh-encoreのファイルサイズを減らすために240MBから17MBへトリム(オプション)
・ファイルをQCMAディレクトリからVitaにムーブ
逆に、以下はauto-h-encoreでできないことです。
・AIDの自動取得
・h-encoreのVitaへの転送
auto-h-encoreを使ってもQCMAとそれに関わる作業は必須です。また、.NET 4.5.2以降も必要です。オートといっても手順の簡略化というニュアンスだと思います。