Maxconsoleで、ShinyQuagsire氏がNintendo SwitchのNVidia Tegraプロセッサに対応したU-Bootを準備中であると伝えていました。
U-BootはARMやx86、68k、MIPS、PowerPCなど多様なプロセッサ・アーキテクチャに対応したブートローダです。SwitchはTegraプロセッサを採用しているARM系であるため、U-Bootが対応可能です。
tfw stuff is Just Working pic.twitter.com/2XYBzNEX69
— Shiny Quagsire (@ShinyQuagsire) April 6, 2018
ARM系の開発者であるShinyQuagsire氏によると、彼が所有しているSwitchで既にU-Bootの動作が確認できている模様です。Switch向けのU-bootを開発しているというよりも、「セットアップ」と表現しているのでSwitchで動作するように調整しているようです。動作自体はNVidiaのDFUモードでUSB接続により確認できているそうです。
U-Bootはブートローダですので、実用には今だとcoldboot exploitの公開待ちになリます。無論ローダーだけあってもロードするものがないと意味がありませんので、今後のSwitchシーンの動向に注目です。
[4月10日追記]
GitHubでリポジトリが公開されています。
https://github.com/shinyquagsire23/u-boot
もはやswitchはパソコン