GBATempで、Nintendo Switch向けに開発中のカスタムファームウェアAtmosphère-NXについてSciresM氏が夏までにリリースする予定であることを公表したと伝えていました。(nonotakatoasさん情報ありがとね)
これはDiscordでSciresM氏が明らかにしたもので、SciresM氏は次のようにコメントしています。
AtmosphèreはFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用した全ファームウェア向け(現行のハードウェアリビジョン向け)の実用的なビルド版を今夏公開に向けて鋭意調整中です。追って1.0.0もJamais Vuで公開します。4.1.0以下のユーザーはアップデートしないようにしてください。Homebrew/CFWがやりにくくなります。
また、購入したゼルダのゲームカードが要求するファームウェアが3.0.1のため、ゲームをプレイするためにアップデートしたいのだが4.1.0向けならアップデートしてもよいのか、と相談するユーザーに対して、SciresM氏は次のようにコメントしています。
smhaxが便利すぎるので(3.0.1へのアップデートは)お勧めしません。
システムモジュールにビルトインされているサービスマネージャー(“sm”)がユーザーに対してフルパーミッションを与えてしまう脆弱性smhaxを利用することを想定しているらしいです。全ファームウェア対応としていることから、3.0.1以上のファームウェアの場合どうなるのか見えていませんが、少なくともFusée Gelée対策をした新ハードウェアはまだ発売されていないため、今購入できるSwitchには何らかの恩恵はありそうです。
>導入がやりにくくなる
要するに、一応全バージョンで出来るということかな