ツイッターで、SciresM氏がNintendo Switchで使われているフォーマットのファイルの情報表示や復号化、展開を行うことができるWindows向けコマンドラインユーティリティhactoolをリリースしていました。
After much work, I'm finally satisfied enough to release a 1.0 build of hactool! The tool currently supports most Switch formats (NCA, XCI, HFS0, PFS0, RomFS, NPDM, Package1, Package2, INI1, KIP1): https://t.co/Ule8e0qwVB
— Michael (@SciresM) February 7, 2018
サポートしているSwitchのフォーマットはNCA、XCI、HFS0、PFS0、RomFS、NPDM、Package1 (PK11)、Package2 (PK21)、INI1、KIP1です。
SciresM氏によると、hactoolは3DSのROMフォーマットファイルの情報表示や復号化を行うctrtoolにインスパイアされて開発したそうです。
復号には当然鍵が必要ですが、hactool自体鍵情報は持っていません。External Keysとしてコマンドの引数で鍵を入力できるようになっており、NCA暗号鍵流出事件のように鍵が流出するとhactoolでそれを活用できたりするかもしれません。
ソースコードはGitHubで公開され、最新版としてバグ修正したhactool 1.0.1が公開されています。
色々来てていい感じで進展してますねぇ