PS4に新たなセキュリティホール ReCon 2018でVolodymyr Pikhur氏が発表

Maxconsoleで、Volodymyr Pikhur氏がReCon 2018というイベントでPlayStation 4のセキュリティについての発表を行い、その資料を公開したことを伝えていました。


ReConというのはもともと”Reverse Engineering Conference”から名付けられたもので、解析やシステムのハックを主眼としたコンピュータセキュリティカンファレンスです。定期的に毎年カナダのモントリオールで開催されていますが、今回Volodymyr Pikhur氏が発表したのはベルギーのブリュッセルで開催されたREcon Brussels 2018です。

プレゼンテーションはカスタムサウスブリッジシリコンについてで、メインのSoCがオフの時にバックグラウンドダウンロードを担当するものの、それがPlayStation 4のセキュリティ的にはアウトでしたという話です。ハードウェア的な攻撃も交えたexploitでbootloaderでコードの実行や秘密鍵を抽出、カスタムカーネルへの署名まで可能にしたという内容となっています。

Volodymyr Pikhur氏は昨年6月にPS4 IPL AES + HMAC key recoverがメインプロジェクトだと語っていました。その成果を発表したようです。

あくまでも発表されただけですので何かが公開されたわけではありませんが、これを見てPS4シーンが新たな動きを見せるのは間違いないでしょう。

プレゼンテーションに使用されたスライドはGitHubで公開されています。

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『PS4に新たなセキュリティホール ReCon 2018でVolodymyr Pikhur氏が発表』へのコメント

  1. 名前:takusan 投稿日:2018/02/05(月) 11:44:16 ID:d012e4212 返信

    Eeverse… 読み方がワカラナイ

  2. 名前:ジンギスカン 投稿日:2018/02/05(月) 14:34:19 ID:5a72aa70a 返信

    Reverseでしょうねw

  3. 名前:てす 投稿日:2018/02/05(月) 21:36:15 ID:2fccae8f8 返信

    リバースエンジニアリング、おそらくReverse の誤植でしょうね

  4. 名前:吐き 投稿日:2018/02/05(月) 21:38:31 ID:d07534987 返信

    なんて面白いサイトなんだ!