PlayStation公式公式ツイッターがPlayStation Vitaが発売から6周年を迎えたとつぶやいたのを見て、時の流れの速さに驚きました。Vitaが発売されたのはついこの前のことだという感覚でしたが、よく考えれば東日本大震災の年の2011年12月17日に発売ですから確かに6年前です。
今日はそんなVitaに想いを馳せつつも、よくない予測をぶちまけてみたいと思います。
【感謝!】おかげさまでPlayStation®Vitaは2011年12月17日の発売から6周年を迎えました。ということで、皆さんがお好きなPS Vitaタイトルを教えて下さい!#PSVita6周年 #PSVita pic.twitter.com/EWJjteZCDZ
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) December 17, 2017
このツイートで、Vita発売直後にePSPではありましたがHello Worldが動いて年末に興奮していた記憶が蘇ってきました。
PSP用に用意していたHello WorldがVitaでそのまま動作したことがわかり、Vitaは1Dayハックと呼ばれました。PSP時代の資産がそのままVitaに受け継がることが明らかになった瞬間でした。その後しばらくHomebrewローダーのHalf Byte Loader for Vita(通称VHBL)の時代が続きましたね。
・・・と、今日はこんな思い出話をするために記事を書いたのではありません。冒頭で述べた「よくない予測」です。まず、Vitaの前世代機であるPSPの歴史を復習すると
2004年12月 PSP-1000
2007年9月 PSP-2000
2008年10月 PSP-3000
2009年11月 PSPgo
2011年12月 後継機 PS Vita発売
2014年6月 PSP国内出荷完了
となっています。
少なくとも発売後7年の時にはもう後継機のVitaが発売されていた上に、PSPはgoを合わせると3回、筐体を変えたビッグマイナーチェンジしていることがわかります。
最近は情報統制がSNSのような環境の浸透で難しくなってきています。そんな中、いまだにVitaの後継機の話は全く出てきていません。本来なら発売されていもおかしくない小型軽量モデル(SuperSlimモデル)ですら噂にのぼる気配がありません。こうなると、ソニーは携帯ゲーム機の次世代機を用意していない可能性を考えざるを得ません。
そもそも携帯ゲーム機は日本にだけに大きな市場があって、海外市場だと据え置き型が主流です。そんな日本でも携帯ゲーム機市場はスマートフォンアプリ形式のゲームに席巻され、独自ハードに独自コンテンツを最後までこだわり続けた任天堂ですら、今やスマートフォン向けゲーム市場を無視できずコンテンツの提供を始めた現実もあります。ゲーム専用の携帯ゲーム機はもはや市場に求められていないといっても過言ではありません。
「よくない予測」はまさにこれで、ソニーの携帯ゲーム機市場撤退はVitaの生産終了と同時に発表される可能性を否定できなくなりました。あとはVitaの現役が少しでも長く続いてくれることを祈るだけです。
もうVitaも終わりか…