MrNbaYoh氏が『RPGツクール フェス プレイヤー』を利用し、単体でHomebrew Launcherを起動することができるニンテンドー3DS向けファーストexploit RPwnGをリリースしていました。
時間がなかったので昨日のGameGaz Dailyで公開の事実だけお伝えしました。機械翻訳使うくらいなら、という程度で申し訳ないですがRPwnGの公式サイトを翻訳しておきます。ただ無料のeショップでしか販売されていないダウンロードタイトルのため一旦eショップから撤去されるのは間違いないありません。現時点で入手できるのかどうかは未調査です。
RPwnGは無料でeショップからダウンロードできるマルチリージョン(US/EU/JP)タイトルである『RPG Maker Player』(日本版は『RPGツクール フェス プレイヤー』)に存在する脆弱性を利用して、直接Homebrew Launcherを3DSで起動することができる、貴重なファーストexploitです。
MrNbaYoh氏は1週間ほど前に 3DSの『RPGツクール フェス プレイヤー』にexploitが存在することを公表していました、一度、うまくいかず放り出し気味になりながらも粘り強く開発を継続していたようで、その後彼のツイートを追っていましたが最終的にうまく活用する方法を発見してRPwnGとしてのリリースにこぎつけました。
[必要なもの]
・ファームウェア11.5の3DS
・3DSのリージョンに合わせた以下のタイトルいずれか
RPG Maker Player (無料版) ver. 1.1.4(EUR)
RPG Maker Player (無料版) ver. 1.1.2(USA)
RPGツクール フェス プレイヤー ver. 1.1.2(JPN)
[インストール方法]
1) http://smealum.github.io/3ds/からhomebrew starter kitをダウンロードする
2) 3DSの言語設定を英語に変更する(ゲームは3DSと同じ言語の場合のみプロジェクトを表示するため。日本版でも必須かどうかは試してないので不明)
3) 自分のリージョンと3DS本体(newまたはold)に合わせたペイロードをダウンロードする。情報はツイッターの#GetRPwnGのハッシュタグで調べることができる。
4) (オプション) – ゲームメニューの右にあるダウンロードコンテンツをダウンロードする。exploitはダウンロードコンテンツがあったほうが安定する。
5) オンラインシェア機能でプロジェクトをダウンロードする。ダウンロードが完了したらそれを実行する。
[RPwnGの使い方]
RPwnGゲームを単に実行するだけ。ロードの途中でHomebrew Launcherが起動する。exploitが発動するまで若干時間がかかる。
以上が翻訳になるのですが、5)のオンラインシェア機能というのが曲者で、誰かがアップロードしたexploitプロジェクトをダウンロードして実行する仕組み上、当然日本版向けのプロジェクトが共有されている必要があるのですが、Hackinformerによると日本版向けプロジェクトが共有されていないそうです。
私自身RPGツクール フェス プレイヤーを入手しておらず試していないのと、プロジェクト作成にはそもそも製品版『RPGツクール フェス』(パッケージ版 5,800円(税抜)/ダウンロード版 5,300円(税抜)が必要で、3DSのCFWユーザーがexploitプロジェクトを作成してアップロードするというシーンの協力なしには成り立ちません。
Hackinformerにアップロードの仕方が書いてあるので(英語ですが)、できる方は参考にして見てください。
今のところダウンロードできるようですね…
(ふと思ったのですが、製品版の「RPGツクール フェス」には作ったRPGを遊ぶ機能は入っていないのでしょうか)