Sky3DSチームが3DSのオリジナルゲームカードからプライベートヘッダー含めてデータをダンプすることができる新製品SkyDockを発表していました。(きゃらまさん情報ありがとね)
SkyDockはsky3DS+(ファームウェアは1.40以降に対応)と共に動作するアダプターで、オリジナルの3DSゲームカードからプライベートヘッダーを入手することが可能です。プライベートヘッダーとはゲームカードに含まれている16バイトの文字列で、ユニークカードリッジIDとして扱われています。プライベートヘッダーが必要な目的はBAN対策です。
SkyDockの機能は
・オンラインゲームプレイ向けに自分のプライベートヘッダーファイルを作成(オリジナルの3DSゲームカードが必要)
・オリジナルゲームのセーブデータを直接読み出し可能
・オリジナルゲームカードを.3DSフォーマットでダンプ可能
となっています。使い方を一応翻訳してみます。
1) 1.40ファームウェアのsky3DS+とオリジナル3DSゲームカードをそれぞれSkydockの2つのスロットに挿入し、sky3DS+をUSBケーブルでPCに接続する。LEDのブルーライトが点滅しsavekeys.txtというファイルがmicroSDカードに生成される。このsavekeys.txtはプライベートヘッダーの保存に使われる。
2) sky3DS+のオレンジボタンを押しLEDが一回赤点灯すると2つのファイル(.CFGと.SAV)がmicroSDに生成される。.CFGファイルにはオリジナルゲームカードのCART_IDやFLASH_ID、ROMヘッダなどの情報が含まれている。.SAVファイルはオリジナルゲームカードのセーブデータバックアップであり、sky3DS+でそのままセーブデータとして利用可能。
3) sky3DS+のLEDが赤点滅するまでオレンジボタンを押し続けると緑点滅に変わる。LEDガ消灯するとオリジナルゲームカードのROMファイルである.3DSファイルがmicroSDカードに生成される。点滅時間はゲームカードの容量によるので、サイズが大きなゲームは点滅時間が長くなる。点滅中は決してUSBケーブルを抜かないこと。
生成された.CFGファイルは1つの3DS ROMでのみオンラインゲームプレイをサポートする、となっているため、他のゲームでオンラインプレイをする場合にはsavekeys.txtファイルを開いて”GAMESAVE_KEY”の行をsettings.txtにコピーするよう書いてあります。
なお、GBATempによるとプライベートヘッダーはGateway LauncherとGateway Rom Patcher(ダンプしたデータに追加されてしまう余分なデータを除去したり、逆にデータを挿入したりできるWindows向け3DSバックアップデータの管理ユーティリティ)を利用して入手可能で、値段はそこそこ行きますがDatel Action Replay Power Saves 3DSを使っても入手可能のようです。
SkyDockの価格は日本の代理店サイト見る限り1250円らしいです。このブログのドメインをパクったgamegaz.ナントカという代理店では販売していませんでした。以前にも書きましたが、gamegazというドメインで私が管理しているのはgamegaz.comとgamegaz.jpの2つだけで、それ以外は私とは何の関係もございません。
最近原因不明の本体 BAN が流行ってるみたいです