任天堂が、大画面ながら携帯性を向上させた2D画面の「Newニンテンドー2DS LL」を2017年7月13日(木)に14,980円)(税別)で発売すると発表していました。
2DS LLの特徴は3DS LLと同一サイズの液晶画面(当然3D表示には非対応)で折りたたみにして小型化を実現、つまり2D表示しかできない格安3DS LL、ですね。
少なくとも後2年程度は3DSシリーズとして現役続行宣言を任天堂がしたのだと私は受け止めました。今はまだ品薄で「好調」と受け止められているNintendo Switchがコケた時の保険の意味合いもあるのかもしれません。
ただ、「Newニンテンドー2DS LL」なんていうものを発売したら、かつてはそれが売りだったはずの裸眼立体視を「おまけ機能」として公式格下げを認めたことになります。サードパーティーも2DS向けにゲームを開発し、「3DSでもプレイできます」と3DS互換をうたう(当然そういうコンセプトで開発していないから3D表示はできない)ことになりますね。
任天堂にとっちゃ3D機能なんてハナから客引きのための付加価値でしかないでしょうし、3DSがこれだけ市場に浸透した今なら3D機能いらないから安く2台目3台目が欲しいという人も一定数いそうですね。
何にせよこれでDSの名を冠するハードが最後になる可能性は高いですし、まずは長年お疲れ様と言いたいところ