GBATempで、THEN00P氏がPS VitaのHomebrewをPCを使わず直接インターネットを経由しVitaでダウンロードできるようにするサービスPSVita Homebrew Browser WIP(開発途中版)をリリースしていました。
最初はニンテンドーWiiで開発された、ハックしたゲーム機で直接HomebrewをダウンロードしてインストールできるようにするHomebrew Browserはその後3DSなどにも転用され、成熟したHomebrew環境にはなくてはならないものとなっています。
VitaのHomebrew環境はまだ成熟しているとは言い難いですが、より便利に使いたいと考えるユーザーのためにHomebrew Browserを開発する動きが早速出てきました。
THEN00P氏のPSVita Homebrew Browserは
http://vitahomebrewstore.weebly.com/
にVitaのブラウザでアクセスし、mp4ファイルに拡張子を変えることで偽装したvpkファイルをダウンロードした後、molecular shellでそのmp4ファイルにアクセスして拡張子を.vpkに変えるというトリックを用いています。
現在は以下のHomebrewがダウンロードできるようになっています。
vitaQuake v2.0
RetroArch 28.08.16
mGBA 27.08.16
Flppy Bird
NumptyPhysics
VitaTester 1.3
TextQuest
MilieTetris
一方で、/talkフォーラムではArkanite氏が直接vpkをインストールするVita Homebrew Browserを開発しているようです。そちらはブラウザでのアクセスではなくHomebrewとして開発されているようですが、vpkをダイレクトにダウンロードできるようですし、UIもVitaらしいなと感じます。
どちらにせよHomebrewのデータ自体はインターネット上のサーバーで管理しなければならず、Homebrewのリリースの度にデータメンテナンスも強いられるという、使う側からすれば非常に便利ですが管理する側からすれば個人のボランティアでやるには荷が重すぎる仕組みです。同じようなものが乱立するのはシーン全体で考えると負担が大きいので、よりユーザーの支持を得た方だけが残っていくのではないでしょうか。
前者は使いにくいかなぁと(−_−;)